トヨタ自動車が1994年より製造販売を行っていたクロスオーバーSUVのRAV4がフルモデルチェンジされるという情報をキャッチしました。
日本国内での販売は、2016年に終了しており現在は中古車のみの販売となっています。
海外の一部の地域(北米、欧州、韓国)では、現在の販売されています。
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車名の由来
車名の「RAV4」とは、「Recreational Active Vehicle 4Wheel Drive」の頭文字を取ったのが由来となっています。
また、「RAV4L」の末尾の「L」は、Libertyを意味しており、「RAV4J」の末尾の「J」は、「Joyful」を意味しているそうです。
初代RAV4 XA1#型
こちらが、1994年に誕生した初代RAV4になります。
1989年に開催された東京モーターショーにて、初お披露目されたコンセプトカーRAV-FOURから4年越しで市販化されたクロスオーバーSUVです。
エンジンは、2.0L直列4気筒ガソリンエンジンの3S-FE型と3S-GE型の2パターンがラインナップされました。
販売戦略として、CMキャラクターとして、ジャニーズの大人気アイドルユニットのSMAPの木村拓哉さんを起用して大々的に宣伝していました。
このモデルは、1994年から2000年まで製造販売されていました。
2代目RAV4 CA20W型
こちらが、2000年にフルモデルチェンジされた2代目RAV4になります。
初代RVA4は、日本国内専売モデルとして販売されていましたが、今回のフルモデルチェンジを機に、海外進出を目的としてエクステリア、インテリアデザインを大幅に刷新されました。
海外戦略を視野に入れ、日本でのモーターショーではなく、ジュネーブモーターショーで海外デビューを果たしました。
エンジンは、1.8L直列4気筒ガソリンエンジンの1ZZ-FE型と、2.0L直噴4気筒ガソリンエンジンの1AZ-FE型がラインナップされました。
また、マイナーチェンジにより輸出仕様には、本革シートやディーゼルターボエンジンとガソリンターボエンジンを搭載したモデルも生産されていました。
このモデルは、2000年から2005年まで製造販売されていました。
3代目RAV4 XA30W型
こちらが、2005年にフルモデルチェンジされた3代目RAV4になります。
2代目RAV4同様に、世界戦略車として2005年に開催されたフランクフルトモーターショーにて先行公開された後に日本先行発売し、翌年の2006年1月に海外販売をスタートしました。
当時トヨタ自動車が新開発したプラットフォーム「新MCプラットフォーム」を初めて市販モデルに採用したのが、3代目RAV4になります。
従来モデルで採用されていたトランスミッション(4速AT、5速MT)に加え、CVTのトランスミッションが追加されました。
また、エンジンについてもパワーアップされ、2.4L直列4気筒DOHCガソリンエンジンの2AZ-FE型が搭載されました。
輸出仕様については、3.5LV型6気筒ガソリンエンジンも設定されていました。
主な輸出先としては、欧州、アフリカ、南米、韓国となっていました。
このモデルは、2005年から2016年まで製造販売されていました。
尚、こちらのモデルで日本国内販売は終了となっています。
4代目RAV4 (海外専売モデル)
こちらが、2012年に開催されたロサンゼルスモーターショーにて、ワールドプレミアされた4代目RAV4になります。
このモデルは、海外専売モデルとなって2013年1月に発売されました。
日本での発売が行われなかった理由としては、3代目ハリアーと同じプラットフォームを使用したことにより、通常であれば兄弟車として販売されるはずであったが、過去の販売実績など様々な事情により日本未発売となりました。
北米仕様には、2.5L直列4気筒ガソリンエンジンの2AR-FE型を搭載し、欧州仕様には、2.0L直列4気筒ガソリンエンジンの3ZR-FAE型と2.2L直列4気筒ディーゼルエンジンの2AD-FTV型がラインナップされました。
また、2015年には、ハリアーやカムリに搭載されているハイブリッドエンジンを搭載したモデルも追加投入されています。
次ページにて、新型RAV4についてご紹介したいと思います。
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