テスラ モデルS モデルXの2車種でリコール問題と集団訴訟

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テスラモーターズとは


2003年に数人の技術者がアメリカのシリコンバレーで設立された「バッテリー式電気自動車」、「電気自動車」の関連商品を製造販売している自動車メーカーで現在、イーロン・マスクが取締役会長兼最高経営責任者です。

リコール対象車は?

テスラ
セダンタイプ電気自動車の「モデルSModel S)」


クロスオーバーSUV電気自動車の「モデルXModel X)」
この2車種がリコール対象車です。

リコール内容・対象の年式は?

リコールの内容は、電動パーキングブレーキが、正常に解除できなくなるという不具合があります。

部品を供給したブレンボの子会社が製造した小型のギアに不備があり破損するとパーキングブレーキが作動しなくなる可能性があるようです。

ブレンボの北アメリカ法人の広報部の発表によると、不具合を認め「問題を早期に確実に解決できるよう協力して取り組む」と公表しています。

2016年2月から10月に生産された車種で、5万3000台が対象とのことです。

不具合の発生状況・リコール対応

報告によると、今回のリコールが原因での事故やケガは発生していないとのことです。

 

リコール対象車全てにおいて、部品交換修理にて対応すると発表しています。
修理に必要となる時間は、45分以内で対応可能とのことです。

集団提訴の内容

所有者らが、4月19日テスラモーターズを相手取り集団提訴を越しています。

 


訴訟を起こした所有者らは、「オートパイロット」の運転支援機能作動時に「危険を伴う欠陥」があるとし、カリフォルニア州サンノゼの連邦地裁に訴えました。

 

オートパイロット作動中に、車線から逸脱したり、ふらついたり、無意味な急ブレーキがかかったり、他車両接近時に減速や停止しないなどが起きていると指摘している。

 

訴えを起こした所有者らは、「車を危険な状態に陥らせる不完全なソフトウエアの試験台になった」と主張しています。

 

原告・対象車数

2016年9月頃から2017年3月末までの半年間に、モデルSとモデルXを購入した所有者らが原告である。

 

第2世代のオートパイロット機能のオートパイロット機能を搭載している台数は、少なくとも2万3500台にのぼる模様です。

 

テスラモーターズ側の反論

当社が販売したクルマが「完全な自動運転能力」を搭載していると一度も公表したことがないと反論している。

 

まとめ

最先端の自動運転技術を搭載したクルマも訴訟のターゲットとなってしまいましたね。

高齢ドライバーなどの事故が目立つ現状を見ると技術が発達し安全な交通社会になればいいのですがね。

それも中々、難しいのかもしれませんね。

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