ホンダの復活『プレリュード』まもなく市販化?

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新型プレリュードコンセプト

2023年のジャパンモビリティーショーで、ホンダが復活を予告した2ドア・スペシャリティスポーツモデル『プレリュード』が市販デザインとして披露されました。このコンセプトモデルは、電動化時代における新しいスペシャリティカーの姿を提案しており、市販モデルの予想を巡って注目が集まっています。

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かつてのデートカー復活か?

プレリュードはかつて「デートカー」として人気を博したモデルで、初代は1978年に登場しましたが、1982年にデビューした2代目が特に支持されました。

しかし、2001年に5代目が幕を閉じ、しばらくの間、復活の噂が流れていました。

そして2022年4月に、ホンダは「四輪電動ビジネスの取り組みについて」と題した発表で、グローバルに2台の電動スポーツカー、”スペシャリティ”と”フラッグシップ”を販売する計画を明らかにしました。今回のプレリュードがそのうちの「スペシャリティ」にあたるようです。

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クーペらしい美しさ

モビリティショーで公開されたデザインは、典型的なコンセプトカーらしいディテールを備えており、インテリアは未公開ですが完成度は高く見えました。市販モデルでも、この流れるような2ドアクーペのシルエットは大幅に変わらず採用される見込みです。予想CGでは、よりホンダらしいスポーティなイメージを強調し、ヘッドライトをつなぐラインLEDなどコンセプトを踏襲しています。キャビン内は、2+2シートレイアウトを採用し、インパネ周りにはデジタルインフォテインメントクラスターと一体型のディスプレイが期待され、新時代のデートカーらしい未来的で高級な空間になりそうです。

三部社長はパワートレインについて、「本格的な電動化時代へ“操る喜び”を継承する、ホンダのスポーツマインドを体現するモデルの先駆け=プレリュードとなる」と述べ、BEVではなく「e:HEV」ハイブリッドになる見込みです。2.0リットル直列4気筒エンジンにモーターを組み合わせ、最高出力は300psを超える予定で、駆動方式はFFで、マニュアルトランスミッションも期待されています。

プレリュードの発売予定は2025年で、実現すれば24年ぶりの復活となります。これまで昭和を代表するデートカーとして知られた車種が、新しい世代である「Z世代」にどのように受け入れられるか、注目されています。

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