マツダ(Mazda)が1996年より製造販売している大人気コンパクトカーのデミオ(Demio)が、一部改良(マイナーチェンジ)と同時に、特別仕様車を発売するという情報を入手しました。
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車名の由来
デミオという車名は、「私の(もの)」という意味を持つスペイン語の「de Mio」が由来となっているそうです。
また、マツダの開発者が購入者にとって、「自分流の工夫をして楽しんで欲しい」という気持ちを込めて命名されたそうです。
初代デミオ DW系
こちらが、1996年に誕生した初代デミオになります。
発売当初は、バブル崩壊後で、自動車業界も低迷している中で、経営状況の危機を立て直すために5ナンバーサイズのコンパクトカーで逆転を目指し市場へ投入されたのがデミオになります。
当時も現在と同じで、ミニバンブーム真っ只中であり、室内空間を確保しつつコンパクトで使い勝手のいい自動車として開発されました。
また、日本カー・オブ・ザ・イヤー特別賞やRJCカー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、マツダの救世主としても注目されました。
こちらのモデルは、1996年から2002年まで製造販売されていました。
2代目デミオ DY系
こちらが、2002年にフルモデルチェンジされた2代目デミオになります。
初代デミオの開発コンセプトでもある「広く実用的なコンパクトカー」を受け継ぎフルモデルチェンジされました。
プラットフォームは、フォード社と共同開発したマツダ・DYプラットフォームを採用しています。
フロントグリルおよび、ボンネットのデザインは、当時の上位車種に採用されていたものと同様のデザインを採用し共通したデザインになりました。
リアコンビネーションランプも、当時主流であった縦型から横型のデザインへ変更されました。
海外販売の車名は、デミオでははく、マツダ2 (Mazda 2)として販売されました。
こちらのモデルは、2002年から2007年まで製造販売されました。
3代目デミオ DE系
こちらが、2007年にフルモデルチェンジされた3代目デミオになります。
2代目までは、コンパクトミニバンというコンセプトで開発されていましたが、時代の流れに合わせ、ハッチバック・コンパクトカーとして改良されました。
2代目のDYプラットフォームではなく、マツダ主導で新開発されたDEプラットフォームを採用されています。
また、ボディサイズは、5ナンバー車の限界サイズになり、大型化したが、車両重量は軽量化が図られ話題を呼びました。
こちらのモデルは、2007年から2011年まで製造販売されていました。
4代目デミオ DJ系
こちらが、2011年にフルモデルチェンジされた4代目デミオになります。
エクステリアデザインを歴代デミオから大幅に見直され、「魂動 –Soul of Motion」をテーマにデザインされました。
ボディサイズも3代目に比べ、全長が延長され更に大型化されました。
3代目までは、バックドアネームとしてMAZDAのロゴが付いていましたが、このモデルからは廃止され、DEMIOのみのバックドアネームプレートが装備されました。
生産は、日本、タイ、メキシコで生産されています。
パワートレインには、1.5L直噴ディーゼルターボエンジンのSKYACTIV-D 1.5を搭載しました。
トランスミッションには、AT車が「SKYACTIV-DRIVE」、MT車が「SKYACTIV-MT」を採用しています。
更に、車両重量を軽量化するために、「SKYACTIV-CHASSIS」を採用し、3代目に比べ20%の軽量化に成功しています。
また、安全装備として、「i-ACTIVSENSE」も搭載されました。
こちらのモデルは、2011年から現在も製造販売されています。
次ページにて、新型デミオについてご紹介します。
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