日産自動車が、2000年から製造販売を行っているミドルサイズクロスオーバーSUVの「エクストレイル(X-TRAIL)」が2017年中にマイナーチェンジされると情報を入手しました。
現行モデルは、2013年にフルモデルチェンジされた3代目エクストレイルになります。
このクルマは、世界的SUVブームの中、ハイブリッドSUVを発売したモデルで注目を浴びましたね。
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エクストレイルの歴史
- T30型エクストレイル(初代)
初代エクストレイルは、2000年から2007年まで販売されていました。
日本向けに用意されたエンジンは、2.0Lガソリンエンジンの「自然吸気」と「ターボ」の2種類設定されました。
海外向けには、2.5Lガソリンエンジンのみ設定されていました。
- マレーシア向けエクストレイル
- 台湾向けエクストレイル
- T31型エクストレイル(2代目)
2代目エクストレイルは、2007年から2015年まで販売されていました。
排ガス規制問題の影響を受け、このフルモデルチェンジにてターボ車は廃止されてしまいましたので、2.0Lと2.5Lガソリンエンジンのみ設定されました。
20Xグレードの4WDのみに「6AT」仕様を設定があります。
- 自衛隊仕様のエクストレイル
- エクストレイルクリーンディーゼル
T31エクストレイルのマイナーチェンジでは、ポスト新長期規制に世界初クリアしたクリーンディーゼルのエクストレイルが発売されました。
- T32型エクストレイル(3代目)
3代目エクストレイルは、2013年から現在も販売されています。このモデルは、ガソリン仕様、クリーンディーゼル仕様、ハイブリッド仕様の3ラインナップされています。ハイブリッド仕様については、世界で初めてSUV車にハイブリッドシステムを搭載したとして注目を浴びました。 - ハイブリッドエクストレイル
- 中国仕様のエクストレイル
- ヨーロッパ仕様のエクストレイル
新型エクストレイルのエクステリアは?
画像は、エクステリアの兄弟車の新型ローグになります。
この2車種は共通している部分が多いため、マイナーチェンジ後はローグのようなエクステリアになるのではないでしょうか。
主な改良点
- LEDヘッドライトユニットへ変更
- Vモーションデザインを強調したグリルへ
- 前後バンパーのデザイン変更
- リアコンビネーションランプのLED化
- サイドミラーのデザイン変更
- ルーフアンテナをシャークフィン化
ボディカラー
- バーニングレッド
- チタニウムカーキ
- ブリリアントホワイトパール
- ブリリアントシルバー
- ダークメタルグレー
- ダイヤモンドブラック
- プレミアムコロナオレンジ(追加予定)
- ギャラクシーゴールド(追加予定)
- オリーブグリーン(追加予定)
- ガーネットレッド(追加予定)
- シャイニングブルー(追加予定)
- インペリアルアンバー(追加予定)
- キャニオンブロンズ(廃止予定)
- スチールブルー(廃止予定)
新型エクストレイルのインテリアは?
ローグのインテリア画像になりますが、新型エクストレイルのインテリアは、質感アップ、快適機能の追加を予定されています。
主な改良点
- 2列目シートのリクライニング機能を追加
- スライド機能の追加
- センターアームレストスルー構造
- 荷室拡大による積載量アップ
- パワーバックドア機能追加
パワーユニット・ボディサイズは?
今回のマイナーチェンジで搭載されるとしているパワーユニットのスペックをご紹介します。
- ガソリンエンジンの仕様
・2.0リッター直列4気筒DOHCエンジン
・最高出力:147ps/6000回転
・最大トルク:21.1kgf.m/4400回転
・駆動方式:FF・4WD
・JC08燃費:FF16.4km/l・4WD16.0km/l - ハイブリッドエンジンの仕様
・2.0リッター直列4気筒DOHCエンジン
・最高出力:147ps/6000回転
・最大トルク:21.1kgf.m/4400回転
・モーター
・最高出力:41ps
・最大トルク:16.3kgf.m
・駆動方式:FF・4WD
・JC08燃費:FF 20.6km/l・4WD 20.0km/l - クリーンディーゼルエンジンの仕様
・2L直列4気筒コモンレールディーゼルエンジン
・最高出力::173PS /3,750rpm
・最大トルク:36.7kgf·m /2,000rpm - ボディサイズ
・全長:4650mm
・全幅:1820mm
・全高:1715mm
・ホイールベース:2705mm
安全機能・自動運転は?
新型エクストレイルには、「EMERGENCY BRAKE PACKAGE “エマージェンシーブレーキ パッケージ”」が搭載されます。
エマージェンシーブレーキ
フロントカメラで前方の車両や歩行者を検知。衝突の可能性が高まるとメーター内のディスプレイ表示やブザーによりドライバーに回避操作を促す。万一、ドライバーが安全に減速できなかった場合には、緊急ブレーキを作動させて衝突を回避、または衝突時の被害や傷害を軽減する。エクストレイルは、「ぶつからないクルマ」にこだわり、衝突回避性能を向上するための最先端テクノロジーを積極的に採用している。
踏み間違い衝突防止アシスト
駐車操作などで、クリープ走行を含む低速走行時、進行方向に壁などの障害物がある場合に、万一ブレーキ操作が遅れ障害物と衝突する危険を察知したり、アクセルペダルをブレーキペダルと間違えて踏み込んでしまったときに、ドライバーにメーター内のディスプレイ表示とブザーで警告。さらに、自動的にエンジン出力やブレーキを制御することで、障害物への衝突防止や過度の加速の防止を支援する。壁はもちろん、コンビニなどのガラスも認識し、前進時にも後退時にも衝突回避をアシストする。
LDW(車線逸脱警報)・進入禁止標識検知
フロントカメラによりレーンマーカーを検知し、意図せずに走行車線から逸脱しそうな場合、メーター内のディスプレイ表示とブザーで注意を喚起する。
フロントカメラにより前方の車両進入禁止標識を検知し、進入禁止路へ進入する可能性がある場合に、ドライバーにメーター内のディスプレイ表示とブザーで知らせる。
自動運転機能については、「セレナ」にも搭載されている「パイロットドライブ 1.0」が搭載されます。
恐らく、オプションで選択可能になると思われます。
また自動運転に付随して、車線逸脱防止支援「インテリジェントLI」、後退時支援「RCTA」、ハイビームアシストも装備され機能の拡充が行われます。
注目機能としては、アラウンドビューモニターが社外ナビゲーションでも使用できるように改良されます。
従来までは、メーカーナビ装着が条件でしたが、今回のマイナーチェンジで無条件でアラウンドビューモニターが使用できるようになります。
発売時期・価格は?
新型X-TRAILの発売時期は、2017年6月中に発売されるようです。
車両販売価格ですが、現行よりも若干値上げされると予想されています。
現行価格+5万円から10万円程度と予想されます。
オプション次第では大幅にアップするかもしれませんね。
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