高騰の犯人は“マレーシア需要”だった
今回の異常な相場を生んだ最大の理由は、
ズバリ マレーシア市場の需要です。
マレーシアでは経済成長により、アルファード/ヴェルファイアのような高級ミニバン人気が急上昇しています。
しかし現地の正規販売車には「日本と違う事情」があります。
マレーシアでは“欲しいヴェルファイア”が手に入らない
重要なのはここです。
マレーシアではヴェルファイアが販売されているものの、
- 日本仕様のような魅力的な仕様が存在しない
- エンジン設定が物足りない
- ハイブリッドがほぼ人気なし
- 輸入車は関税が重すぎて高額
- 納期が異常に長い
この「詰み状況」により、日本の中古車が狙われています。
【なぜ輸入が成立する?】中古車だと税金が有利になる仕組み
普通に考えると、中古で900万円のヴェルファイアを買って輸出するのは無謀に見えます。
しかしマレーシアには独自ルールがあります。
マレーシアの輸入条件(重要)
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 輸入できる中古車 | 製造から1年以上5年未満 |
| 税金の計算基準 | 製造年数に応じて評価額が下がる |
| 税金の種類 | 関税+物品税+売上税 |
つまり、中古車になるだけで税金が下がるため、
新車輸入よりも圧倒的に有利になるのです。
【具体例】900万円でも“輸入する価値”がある理由
記事内の情報をもとに整理すると、こうなります。
| 内容 | 概要 |
|---|---|
| 現地の正規ヴェルファイア価格 | 約1400万円 |
| 現地アルファード価格 | 約1700万円 |
| 日本から輸入した中古ヴェルファイア(高額でも) | 税金込みで約1400万円程度 |
つまり、マレーシアの富裕層にとっては
「どうせ1400万円払うなら、納期が早くてターボの日本仕様が欲しい」
という結論になってしまうわけです。


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