新型CR-Vが“3年遅れ”でも導入される理由
ホンダは既に国内で
・ヴェゼル(コンパクトSUV)
・ZR-V(ミドルSUV)
を展開していますが、フラッグシップSUVが不在でした。
そこでCR-Vが担うのは、
ブランドの上位イメージを押し上げる“プレミアムSUV”の役割。
導入の狙いは以下の通り。
▼ CR-Vを今投入する理由
| 見出し | 内容 |
|---|---|
| ① 高収益モデル強化 | 世界共通モデル+高価格設定で利益率アップ |
| ② ホンダSUVの“空白エリア”を埋める | ヴェゼル・ZR-Vの上に位置する上級SUVが必要 |
| ③ RS ブラック・エディションによるブランド強化 | スポーティ×上級感でイメージを刷新 |
| ④ 国内ユーザーの“アップグレード需要”取り込み | 既存ホンダユーザーの流出防止 |
ホンダは台数より “1台の収益” を重視する戦略へ変化。
CR-Vはまさにその象徴なのです。
RS ブラック・エディションで魅せる“上質×スポーツ”
再導入されるのは CR-V RS ブラック・エディション。
これは標準モデルではなく、
専用デザイン・専用内装・専用装備 を備えた高付加価値グレード。
▼ RS ブラック・エディション 主な特徴
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| デザイン | ブラック加飾・専用バンパー・専用ブラックホイール |
| インテリア | 上質ブラック内装・専用スポーティ仕上げ |
| 走行性能 | 最新「スポーツ e:HEV」搭載・モーター主体の加速 |
| サイズ感 | ZR-V より大きく、居住性と荷室が大幅強化 |
“人と被らないホンダSUV” を求めるユーザーに直刺さり。
新型CR-Vの予想価格は530〜560万円!その根拠
先代CR-Vの最上級は 418万8800円。
そこから100万円以上の値上げが予想される理由は次の通り。
▼ 価格が500万円超になる理由
| 理由 | 内容 |
|---|---|
| 上質な内外装 | デザイン・装備の大幅アップ |
| ボディサイズ拡大 | 室内空間・荷室が進化 |
| 最新スポーツe:HEV搭載 | モーター主体で高性能化 |
| RSブラックエディション装備 | 特別装備多数で高付加価値化 |
| 競合との価格整合性 | ハリアー上級・CX-60に近づく |
特に競合とのバランスが重要。
▼ 競合比較
| モデル | 価格帯 |
|---|---|
| ハリアーハイブリッド Z レザーパッケージ | 509万円 |
| CX-60 XDハイブリッド プレミアムモダン | 567万円 |
| ZR-V e:HEV Z ブラックスタイル(4WD) | 458万円 |
ZR-Vより+100万円
ハリアー〜CX-60の間に設定するのが自然。
➡ 予想530〜560万円
➡ 500万円超はほぼ確実
ミドルSUV激戦区で勝てるのか?CR-Vの“勝算”
500万円台という価格は、ホンダとしては挑戦的。
しかし、CR-Vには明確な武器があります。
▼ 新型CR-Vの強み
| 強み | 内容 |
|---|---|
| スポーティでプレミアムなRS仕様 | 競合にはない“黒仕上げ×特別感” |
| モーター主体e:HEVの走り | ハリアーとは違うスポーティ路線 |
| 優れた居住性・荷室容量 | 海外レビューでも高評価 |
| 輸入車からの乗り換え需要にも刺さる | X1 / Q3 と同価格帯 |
価格で勝負しない。
“高付加価値SUVとしての存在感”で勝負するのがCR-Vの戦略。
ホンダも台数を追う気はなく、
「確実に買いたい層を確保する」ことが目的です。
新型CR-Vは、こんな人におすすめ
- ハリアーでは物足りない
- ZR-V より上級を求める
- ホンダの走るSUVが好き
- プレミアムで個性的なSUVが欲しい
- ファミリーでも余裕のある室内が必要
- 輸入車(X1・Q3)も候補だが維持費が不安
この層には 間違いなく刺さるSUV です。
新型CR-Vの特徴まとめ
| 大項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売時期 | 2025年冬 |
| 導入グレード | RS ブラック・エディション |
| パワートレイン | スポーツ e:HEV |
| 予想価格 | 530〜560万円 |
| 立ち位置 | ホンダSUVの最上級モデル |
| 強み | スポーティ×上質、室内の広さ、走行性能 |
| 競合 | ハリアー / CX-60 / フォレスター / X1 / Q3 |
結論:新型CR-Vは“台数を取るSUVではなく、選ばれるSUV”

高額でも、
「他とは違うホンダSUV」 を求めるユーザーには刺さる。
・RS専用デザイン
・高級感
・e:HEVの走行性能
・広い居住性
が組み合わさったCR-Vは、
ホンダのブランド価値を押し上げ、
ZR-Vとヴェゼルの上位に君臨する“フラッグシップSUV”として機能します。
CR-Vは「大衆向けSUV」ではなく、
“選ばれしユーザーに届くSUV” として再定義されるのです。
ホンダ公式サイト

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