ワイルドSUV
マツダ新型「」の登場が迫っています。この新型車は「CX-50 HEV」として2023年11月3日に生産が開始され、11月17日に開催される「広州モーターショー」で正式に発表される予定です。CX-50は、マツダの「クロスオーバーSUV商品群の拡充計画」の一環として米国市場に投入される新しいクロスオーバーSUVです。
新型CX-50の特徴
新型CX-50の特徴は、そのワイドボディと高出力ユニットを組み合わせた存在感のある車です。車体サイズは全長4785mm×全幅1920mm×全高1638mmと、全長は抑えられていますが、車幅が広く、現行のマツダSUVに比べてワイドな車幅を持っています。これにより、小型のSUVとして位置づけられ、コンパクトカー「MAZDA3」と「CX-30」と同様の「スモール商品群」に属します。
エクステリア
外観デザインはマツダの「魂動デザイン」テーマを採用し、エレガントさとSUVらしい力強さを融合させています。ブラックのグリル、スリムな半円形のライト、ワイドで水平基調なホイールアーチなどが採用され、SUVの力強さと生命力を表現しています。これにより、「ライトアウトドアSUV」という新しいカテゴリを生み出しています。
インテリア
内部では、ドライバーを中心としたレイアウトが採用され、インパネやシートに高品質なステッチが施され、光沢感のある加飾パネルが組み合わされています。
先進運転支援システム
先進運転支援システムには、アダプティブクルーズコントロール、車線逸脱警報、衝突被害軽減ブレーキなどが全車標準装備され、一部グレードには前進時左右接近物検知機能やリバーストラフィックウォーニングなども設定されています。さらに、リモートコントロール機能によるエンジン始動、ドアロック、車両状態の確認も可能です。
パワートレイン
中国市場向けには2つのパワートレインが提供されます。1つは2.5リッター直列4気筒エンジンで、最高出力約188馬力・最大トルク250Nmを発揮します。もう1つは2リッターエンジンで、155馬力・200Nmを発揮します。どちらのエンジンも6速ATトランスミッションと前輪駆動を備えています。価格は15万9800元（約328万円）から20万6800元（約425万円）と設定されています。
さらに、今回生産が開始されたHEV（ハイブリッド）モデルは電子四輪駆動システム「e-AWD」を採用しており、雪道や砂利道などでのパフォーマンス向上に貢献することが期待されています。ハイブリッドパワートレインの詳細については、広州モーターショーでの正式発表を待ちましょう。