< 動的質感 >
・ 骨盤を支えるシート構造
大学医学部との共同研究による医学的知見を取り入れた仙骨を押さえて骨盤を支えるシート構造を採用 。 仙骨を押さえることで 、 車体の揺れが頭部へ伝わることを防ぎます 。 これにより 、 ステアリング操作に伴うロールや 、 路面のうねりで身体が大きく揺さぶられたときでも 、 快適な乗り心地を実現しています 。
・ シートの固定構造の変更
シートと車体の固定構造を 、 従来型のブラケットを介した方法から 、 シートレールを直接車体に固定する構造に変更しました 。 これにより 、 取り付け部の剛性と振動収束性が向上 。 シートそのものの揺れを抑え 、 快適な乗り心地を実現しました 。
・ 高減衰マスチックによるルーフの共振抑制/ 音の収束性向上
ルーフパネルとブレースの間に 、 振動の吸収性が高く 、 制振性に優れた高減衰マスチック ( 弾性接着剤 ) を採用しました 。 これにより 、 ルーフの振動によって発生する騒音の音圧を低減するとともに車内音の収束性が向上し 、 快適な乗り心地を実現しました 。
・ スバルグローバルプラットフォームの深化
従来型の優れた操縦安定性 ・ 乗り心地を支えた 「 スバルグローバルプラットフォーム 」 をさらに深化させました 。 フルインナーフレーム構造の採用や 、 構造用接着剤の適用拡大 、 サスペンション取り付け部の剛性向上など 、 最新の知見や技術を盛り込みました 。 これにより 、 高く評価されてきた従来型をさらに上回る 、 高いレベルの動的質感を実現しました 。
・ フルインナーフレーム構造
従来型はアッパーボディとアンダーボディを別々に組み立てた後 、 接合していたのに対し 、 新型ではボディ全体の骨格部材を強固に組み立ててから 、 外板パネルを溶接する 「 フルインナーフレーム構造 」 を採用 。 ボディのさらなる高剛性化と軽量化を実現しました 。 微小な変形やたわみを抑えた高剛性ボディにより 、 サスペンションやエンジンマウントが本来の機能をあますことなく発揮できるようになりました 。 これによって 、 操縦安定性を向上させるだけでなく路面からの振動の収束性を高め 、 質感が高くフラットで快適な乗り心地も実現しました 。
・ 2ピニオン電動パワーステアリング
応答遅れが少ないスポーティで上質なステアリングフィールを実現する2ピニオン電動パワーステアリングを採用 。 ドライバーのステアリング操作軸をモーターアシスト軸から分離した構造とし 、 操舵初期のフリクションを低減 。 リニアでなめらかなトルク伝達を可能としています 。 また 、 操舵角に応じてステアリングのギア比が変化する 「 VGR ( Variable Gear rate ) 」 を継続採用 。 低速時の取り回しの良さと高速走行時の直進安定性を両立しています 。
・ 電動ブレーキブースター
優れた昇圧性能を持つ電動ブレーキブースターを採用 。 プリクラッシュブレーキで 、 自転車の急な飛び出しなどへの応答性が向上しました 。 また 、 全車速追従機能付クルーズコントロール使用時の 、 急な先行車の割り込みなどに対する素早い減速も実現しています 。
・ パワートレーン
モーターアシストの軽快な走りが愉しめる2.0 Le-BOXERを採用 。 加えて 、 エンジンやリニアトロニックにも振動や騒音を低減する改良を施しています 。