4月に入り、新社会人たちは新しい職場で悪戦苦闘していると思います。
学生時代では、自動車を購入する方は少なかったのではないでしょうか。
社会人として働き出し、新車購入を検討している方も中にはいると思います。
今回は、新車購入時の疑問やポイントについてご紹介したいと思います。
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グレード選びのポイント
同じ車種でも、グレードが細かく分かれていてどれがいいのって悩んでしまいます。
上級グレードになると価格も比例して高くなってしまいますよね。
予算もあると思いますので、基本的には、自分が欲しい機能や装備が付いているグレードを選ぶのがベストチョイスとなります。
ただ目の前の価格だけで選んで失敗することもあります。
それは、必ず数年後には乗り換えたいという欲求が出てきた時に気づくことが多いのです。
なぜならば、今乗っているクルマを下取り査定や買取査定を行った時に、思っている以上に値落ちしていることがほとんどなのです。
次のクルマへの乗り換えも考慮した上で、リセールバリューの高くなる可能性がある上位グレードを選ぶのが、グレード選びのポイントだといえるでしょう。
モデル末期のクルマの購入は得なの?
新型モデルが発売される直前やモデルチェンジを行った直後のクルマの購入はお得なのか気になりますよね。
実は、モデル末期のクルマを購入するメリットとデメリットは、購入者の
価値観や自動車の購入スパンによって異なります。
自動車購入して10年位乗り続ける方であれば、モデル末期の自動車であれば、値引き額も多く、不具合点なども改良され安定した仕上がりになっているモデル末期を購入するほうがお得と言えます。
短いスパンで乗り換えられる方は、新モデルが大幅に改良され、燃費性能や機能が最新になっていることが多いので、モデル末期のクルマはオススメできません。
更に、モデル末期のクルマを購入しても5年以内に乗り換えるのであれば、2世代前のモデルになってしまったりするため、リセールバリューは見込めませんので注意が必要となります。
ディーラーローンってどうなの?
自動車販売店での購入であれば、ディーラーローンを組んで購入すると思います。
ディーラーローンの仕組みですが、提携しているローン会社からディーラーへバックマージンが発生することがほとんどのようです。
バックマージンが発生するため、購入者へ対しては値引き額の上乗せが可能となり、通常よりも多く値引きしたように見せるという販売方法なのです。
最近では、残価設定ローンなどもありますが、正直お得とはいえないでしょう。
残価設定の場合、通常のローンは異なり、様々な条件がついてきます。
走行距離超過や購入後の事故や修復歴によってマイナス加点され、下取り額が少なくなってしまったり、最終支払額が多くなってしまうことがありますので注意が必要です。
ローンを組んで購入するのであれば、金利も安い銀行系ローンなどがオススメです。
未使用中古車の購入はお得?
上記のような画像を目にしたことはないでしょうか。
新車とほとんど変わらない未使用車のチラシになります。
新車を購入するよりも、割安な価格設定になっており、しかも未使用というのを売りにしています。
そんな未使用中古車の購入がお得かどうかお伝えしましょう。
そもそも未使用中古車って何?って思いますよね。
自動車販売店が、販売実績を確保するために自動車メーカーへ発注し、一旦、在庫車として保管し、その後、決算セールなどで通常ではありえない値引き額やナビゲーションやボディコーティングをタダで付けて販売しているクルマや未使用中古車専門店で販売されることが多いです。
購入者のメリットとしては、特別値引きしているため、希望している車種や装備であればお得といえるでしょう。
しかし、価格交渉ができないためディーラーの決めた価格での購入になってしまいます。
その他にも、少しでいいのでディーラーローンで購入して欲しいと言われることもあるようです。
まとめ
グレード選びは慎重にしましょう。
購入してから後悔するよりも自分の好みの車種・グレード選びを心がけましょう。
モデル末期の自動車購入は、購入者が乗り換えるスパンでお得になる場合と損する場合があります。
ディーラーローンは、少額で短期間であればお得といえるでしょう。
正直、現金購入が1番お得で、現金がない方であれば銀行系のマイカーローンでの購入がお得となります。
未使用中古車や在庫車の購入は、購入者の好みに合った自動車が販売されていればお得でしょう。
少しでも気に入らない場合は、オススメできません。
上記のポイントを知っていれば、お得に新車購入できると思いますよ。
高額商品なので慎重に検討しましょうね。
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