本田技研工業(Honda)が製造販売を行っている大人気ミニバン「オデッセイ(odyssey)」がマイナーチェンジされ東京モーターショー2017にて初公開されることが判明しました。
当サイトでは、先行して新型オデッセイの概要についてお伝えしたいと思います。
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オデッセイの概要
画像引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/
オデッセイは、1994年に初代オデッセイが発売され、現在に至ってもとても人気がある乗用車になります。
オデッセイを発売するまでは、ホンダはRV車を生産しておらず、時代に乗り遅れていました。
そこで、当時より大人気であったステーションワゴン「アコードワゴン」のプラットフォームを改良して開発されたのが、オデッセイになります。
現在のミニバンではお馴染みの「スライドドア」が搭載されていませんでしたが、スライドドアがないことが逆に市場の評価を得て大ヒットしたことでも有名です。
スライドドアを搭載できなかった理由は、アコードの生産ラインでオデッセイを生産していたため、製造上の都合で搭載されなかったそうです。
車名の由来
オデッセイという車名は、アドベンチャーに溢れた「長い冒険旅行」という意味をもつ、ギリシャ神話に登場する「オデッセイア」が由来となっているそうです。
豆知識として、オデッセイアとイーリアスは、古代ギリシアにおいて「教養ある市民が必ず知っているべき知識」としても有名です。
初代オデッセイ RA1/2/3/4/5型
こちらが、1994年に誕生した「初代オデッセイ」になります。
前述の概要でもご紹介させて頂いた通り、スライドドアを非搭載でありながら絶大な人気を得たモデルです。
当時は、ローダウンにフルエアロを組んだカスタムカーとしても幅位広い層のユーザーから人気を得ていました。
1994年には、「日本カーオブザイヤー」で特別賞を受賞しています。
翌年の1995年には、累計販売台数125,590台という大記録を達成し、長年に渡り王者に君臨していたトヨタクラウンを抜きました。
当時のCMでは、アダムスファミリーが出演し注目されていました。
このモデルは、1994年から1999年まで製造販売されていたました。
2代目オデッセイ RA6/7/8/9型
こちらが、1999年にフルモデルチェンジされた2代目オデッセイになります。
初代があまりにも売れすぎたせいか、エクステリアはマイナーチェンジ程度の改良にとどまったようです。
このモデルは、日本市場だけに留まらず、中国やオーストラリアでも販売されていました。
中国向けのみ、リアフォグランプが搭載されていました。
マイナーチェンジの際には、アブソルート(Absolute)の上級モデルが追加され、メーカーセッティングされた高級で少しヤンチャなオデッセイも誕生しました。
このモデルは、1999年から2003年まで製造販売されていました。
3代目オデッセイ RB1/2型
こちらが、2003年にフルモデルチェンジされた3代目オデッセイになります。
フロントデザインを大幅に変更し、未来的なヘッドライトになりました。
また、新開発されたプラットフォームを採用し、低床ミニバンの先駆けとしても話題になりました。
初代、2代目まで採用されていた3.0Lエンジンが廃止され、2.4L VTECエンジンのみとなりました。
3列シートが、自動で格納されたり、電動式リアゲートなど現代ではお馴染みの機能も搭載れていました。
日本市場と中国市場で販売されていました。
このモデルは、2003年から2008年まで製造販売されていました。
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