1993年よりトヨタ自動車の高級ブランド「Lexus(レクサス)」が製造販売している大型セダンの「レクサスGS」がフルモデルチェンジされるという情報をキャッチしました。
レクサスGSとは?
初代GS及び2代目GSは、日本国内では「アリスト」としてネッツ店より販売されていました。
3代目GS以降は、レクサスへと移行され販売されています。
「レクサスLS」に次ぐ、高級4ドアセダンの位置づけになっています。
3代目GSより、エンジンと電気モーターを搭載した「ハイブリッド」モデルがラインナップされています。
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フルモデルチェンジした新型レクサスLS
歴代レクサスGS
初代レクサスGS S147L型
初代レクサスGSは、1991年よりトヨタ自動車より販売されている「アリスト」のレクサスブランドとして1993年に市場へ投入されました。
製造拠点は、トヨタ自動車田原工場にて生産されていました。
エンジンは、「3.0L 直列6気筒自然吸気エンジン」を搭載し、ターボ非搭載でした。
初代モデルは、1993年から1997年まで製造販売されていました。
2代目レクサスGS S16#L型
2代目レクサスGSは、トヨタ自動車の「アリスト」が1997年にフルモデルチェンジした翌年の1998年にレクサスGSもフルモデルチェンジされました。
発売当初にラインナップされたグレードは、「GS300」、「GS400」でした。
エンジンは、「GS300」が「3.0L 直列6気筒DOHCエンジン (2JZ-GE型)」が搭載され、「GS400」には、「4.0L V型8気筒DOHCエンジン (1UZ-FE型)」が搭載されました。
2001年には、マイナーチェンジされ「GS400」が「GS430」へと移行されました。
移行に伴い、エンジンも変更され「4.3L V型8気筒DOHCエンジン( 3UZ-FE型)」が搭載されました。
2代目モデルは、1998年から2005年まで製造販売されていました。
3代目レクサスGS S19#型
3代目レクサスGSは、2005年に開催された北米国際オートショーにて初公開されました。
2005年は、日本国内でレクサスブランドが開業し「日本レクサス」が誕生した年でもあります。
日本デビュー第一弾として「SC430」と共に「GS430」、「GS350」がラインナップされました。
フルモデルチェンジした翌年の2006年には、レクサス車初となるハイブリッド仕様の「GS450h」が発売されました。
駆動方式がFR方式のハイブリッド車が世界で初めて販売されたため注目を浴びました。
3代目モデルは、2005年から2012年まで製造販売されました。
4代目レクサスGS L1#型
4代目レクサスGSは、2012年にフルモデルチェンジされ「GS250」、「GS350」、「GS450h」がラインナップされました。
後に、ハイブリッドモデルに「GS300h」が追加されました。
現在では、レクサスといえば「スピンドルグリル」となっていますが、レクサス車で初めて「スピンドルグリル」を採用したのが、「4代目レクサスGS」なのです。
2015年には、ビッグマイナーチェンジされ大幅なエクステリアの変更、安全装備「レクサスセーフティ・システム+」を全車に標準装備しました。
またハイブリッドエンブレムのデザインも刷新されました。
4代目モデルは、2012年から2018年まで製造販売される予定になっています。
5代目レクサスGS スパイショット
この度、海外で新型レクサスGSと見られる車両がスパイショットされました。
基本的なエクステリアデザインは、キープコンセプトのように感じます。
ヘッドライトのデザインが変更され、スピンドルグリルのデザインも変更されるかもしれませんね。
カモフラージュで見にくいですが、クラウンのようなグリルにも見えますね。
グレードは?スペックは?
フルモデルチェンジ後のグレードやスペックについては、おそらく現行モデルのグレードをスライドさせスペックについてもスライドすると予想されています。
GS200t
2.0L 直列4気筒ターボエンジン 8AR-FTS
最高出力:245ps/ 4,800~5,800rpm
最大トルク:35.7kgm / 1,650~4,000rpm
トランスミッション:8速AT
GS350
V型6気筒DOHC 3.5L エンジン 2GR-FKS
最高出力:318ps/ 6,600rpm
最大トルク:38.7kgm / 4,800rpm
トランスミッション:6AT/8速AT
GS300h
2.5L 直列4気筒ターボエンジン 2AR-FSE
最高出力:178ps/ 6,000rpm
最大トルク:22.5kgm / 4,200~4,800rpm
モーター最大出力:143ps
モーター最大トルク:30.6kgm
トランスミッション:CVT
GS450h
V型6気筒DOHC 3.5L エンジン 2GR-FXE
最高出力:295ps/ 6,000rpm
最大トルク:36.3kgm / 4,500rpm
モーター最大出力:200ps
モーター最大トルク:28.0kgm
トランスミッション:CVT
安全装備が進化!?
先日、正式発表されたばかりの「新型レクサスLS」にも採用されている「レクサスセーフティーシステム+A」が採用されると予想されています。
レクサスセーフティ・システム+の機能
1.歩行者検知機能付きPCS
2.レーダークルーズコントロール
3.レーンディパーチャーアラート(LDA)
4.レーンキーピングアシスト(LKA)
5.オートマチックハイビーム(AHB)
レクサスセーフティーシステム+Aの機能
1.アクティブ操舵回避支援
2.歩行者注意喚起
3.Lexus Co Drive(レーダークルーズコントロール/LTA/LCA)
4.レーンディパーチャーアラート(LDA)車線逸脱対応
5.ドライバー異常時停車支援システム
6.上下2段式アダプティブハイビームシステム(AHS)
7.フロントクロストラフィックアラート(FCTA)
8.ロードサインアシスト
プラットフォームは?
新型レクサスLSにも採用された新開発された「GA-L(Global Architecture for Luxury)」が採用されると思われます。
この新開発されたプラットフォームを採用することにより、空力を追求し高い空力性能を実現し進化を遂げています。
また、現行モデルと比較してボディ剛性が大幅に改良されており捻じれに強いボディへと進化しているようです。
発売時期・まとめ
発売時期は、2018年中に発売される見通しです。
今回は、新型レクサスGSのフルモデルチェンジ情報をお伝えさせて頂きました。
まだフルモデルチェンジまで時間があるので、情報が大幅に変更なると予想されます。
新情報を入手次第、続報をお伝えしますね。
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コメント
あれーGSってレクサスのモデルラインナップから消えるんじゃなかったっけ