本田技研工業(ホンダ)が、1996年より製造販売しているミニバンの「ステップワゴン」が今年中にマイナーチェンジされると情報が入りました。
ミニバンブームが続いている中、トヨタ自動車から販売されている同サイズの「ヴォクシー」や「エスクァイア」などに採用されている「ハイブリッドシステム」をステップワゴンも搭載するらしいです。
ハイブリッドシステムは?
今回のマイナーチェンジでは、オデッセイハイブリッドに搭載されている「ハイブリッドシステム」の2モーター式ハイブリッド機構「i-MMD」を搭載するようです。
2モーター式ハイブリッド機構「i-MMD」とは、発電用モーターを搭載しているため、バッテリー残量が減少してもエンジンを駆動させずに発電することが可能なシステムなのです。
高速走行時は、モーターでの走行は効率が悪いため、一定の速度を上回るとエンジンとクラッチが効率的に繋がり最適な走行を行えます。
トヨタ自動車のハイブリッドシステムよりも燃費も振動も優れているようです。
パワーユニットと燃費は?
新型モデルのパワーユニットは、1.5L 4気筒エンジン+走行用モーターを搭載します。
- 1.5L 4気筒エンジンのスペック最高出力:132ps/6,600rpm最大トルク:15.9kgm/4,600rpm
- 走行用モーターのスペック最高出力:184ps/5,000rpm-6,000rpm最大トルク:32.1kgm/0rpm-2,000rpm
1.5Lエンジンと走行用モーターの組み合わせにより、3.0Lエンジン並みの動力を発揮することが可能になっています。
EVモードで走行が可能なため、非常に静かで燃費も気にすることなく走行できます。
このパワーユニットのお陰で、28.0km/L以上の燃費になると言われています。
参考としては、オデッセイハイブリッドの燃費が、26.0km/Lですので、車重がオデッセイよりも軽いステップワゴンは更に低燃費になるのは当然ですよね。
スパイショット
大黒でステップワゴンのテスト車目撃 pic.twitter.com/XbneMQmTaE
— ℹ︎wŧhℹ︎/Z入院中 (@JZX_104) 2017年3月13日
2017年3月13日には、大黒でテスト走行している「新型ステップワゴン」が目撃されています。
フロント周りは、カモフラージュされているため分かりにくいですが、ヘッドライトのデザインとグリルは確認することができますね。
恐らく新型アコードにも搭載されている新デザインの「LEDヘッドライトユニット」が搭載されるようです。
価格・発売時期は?
今回のマイナーチェンジでは、主にパワーユニットやハイブリッドシステムの搭載を行うため、大幅に値上げされるのではないでしょうか。
オデッセイの時もそうでしたがガソリン車は差ほど値上げはありませんでしたが、ハイブリッドについては約40万円程度の値上げが考えられます。
新型ステップワゴンは、2017年10月に販売開始される予定になっているようです。
まとめ
現時点での情報をまとめてみました。
最近のミニバンブームに乗り切れていない「ステップワゴン」このマイナーチェンジで波に乗るのではないでしょうか。
低燃費のミニバンは家計にも環境にも優しいですから売れるでしょうね。
また情報が入りましたら更新させて頂きます。