アメリカフォード社の販売戦略
アメリカのロサンゼルスやニューヨークで発表する「フォード ポリス レスポンダー」のハイブリッドパトカーを売り込むためのアピールである。
コスト削減試算結果
アメリカフォード社が試算した結果、パトカーをハイブリッド車に変更することで、パトカー1台あたり年間数十万円のコスト削減効果が得られると話している。
パトカーの稼働状況
パトカーは1日16時間稼働の2シフト制を導入しています。
1シフトにつき、4.9時間程度のアイドリングしており、年間走行距離は32,000km走行します。
1年間での燃費差とコスト
アピールポイントの燃費は、16.2km/Lである。
現在、警察で導入されているパトカー「ポリス インターセプター」の燃費は、7.7km/Lである。
燃費だけでも2倍以上の効果があります。
現行使用されている「ポリス インターセプター」とハイブリッドパトカーの「フォード ポリス レスポンダー」の燃費差は1年間で43万円もあります。
もうひとつのアピールポイント
「フォード ポリス レスポンダー」のもうひとつのアピールポイントとしては、業界で初めて「追跡車両」として導入されるハイブリッド車であることです。
「追跡車両」として導入されるということは、ハイパフォーマンスが要求されます。
この車両は、「アトキンソンサイクル」の2Lエンジンとモーターを組合せたパワーユニットを搭載しています。
モーター走行時でも、なんと最高96km/hで走行可能というのだ。
導入時期は、2018年の夏以降より導入される予定です。
まとめ
ハイブリッド車の普及がアメリカ警察まで進んできたのには驚きですね。
フォード社も警察で実用できるスペックのハイブリッド車を開発するとはヤりますね。
日本のトヨタ自動車も一般向けではなく警察向けのハイブリッド車を開発し世界売り込めばおもしろかったのですがね。