現在の状況
昨日発生した「トヨタ車体いなべ工場」での火災による影響が出始めている。
3月21日現在、昨日の火災の影響により、生産ラインを一部停止した状態になっている。
被害状況を確認しているが、復旧の目処は現在のところ立っていないという。
昨日にもお伝えしたとおり、「アルファード」、「ヴェルファイア」などの生産に影響が出る恐れが高まっている。
実況見分
三重県桑名市消防本部といなべ署の合同見分に於いて、出火原因などが明らかになってきた。
火災発生現場の第2工場4階のクルマのボディーの塗装を乾燥させるための乾燥設備が激しく燃えていることが判明しました。
現在、トヨタ車体は塗装工程と車体の組立工程を停止している。
生産ラインの再開の見通しは全く立っていないようだ。
第2工場の使用停止命令は解除されている。
生産ライン稼働停止日程
当初の予定では、「3月20日(月)2直目から3月21日(火)1直目」を稼働停止すると公表していました。
しかし、「3月21日(火)2直目から3月23日(木)2直目」まで生産ラインを停止することになったようです。
3月24日(金)1直目以降の稼働については、23日(木)の状況次第で決定するようです。
生産遅延によるお客様への影響
前文でも述べたように、「トヨタ車体いなべ工場」では、主力の高級ミニバン「アルファード」、「ヴェルファイア」そして商用車「ハイエース」を生産している。
なんとその生産能力は、年間20万台もの台数を生産している。
上記の3車種は、国内外問わず大人気の車種になっており、日本国内以外にも海外で非常に需要があるため、海外のお客様へも影響が出ると思われます。
生産移管による対応については、「車体の大きさなどから他の工場での代替生産は難しい」とのことだ。
トヨタ車体は、「国内外の顧客が車を待っているので、一刻も早く再開できる方法を考えたい」とコメントしている。
早く復旧し再発防止に努めていただくとともに、納車待ちのお客様への対応をお願いします。
おそらく、4月納車予定だった方は遅れるだろう・・・