トヨタハリアーとは
マイナーチェンジ(MC)目前の人気SUVトヨタハリアー情報 その1でも記述したとおり、ハリアーの圧倒的な人気で、「高級クロスオーバーSUV」の先駆けになり、カテゴリーまで追加され、世界中の自動車メーカーから高級クロスオーバーSUVが発売される火付け役となったのがトヨタハリアーである。
2代目トヨタハリアーの概要
初代ハリアーから、2003年2月17日にフルモデルチェンジされ発売された。
国内月間販売台数2,500台、国外月間販売台数9,000台を目標に市場へ投入された。
エンジンは、初代ハリアーと同様の2.4L直列4気筒と3.0LV型6気筒の2種類。
トランスミッションは、2.4Lモデルが4速AT、3.0Lモデルが5速ATとなっている。
駆動方式は、初代ハリアーと同様にFF(前輪駆動)と4WDの2種類である。
3.0L最上位グレードのみに、電子制御エアサスペンション(エアサス)を搭載。
2005年ハイブリッド仕様を追加
2005年より、ハイブリッドハリアーをラインナップに追加した。
エンジンは、3.3LV型6気筒+高出力モーターを搭載。
当時の最先技術で、圧倒的なパワーと燃費性能を売りに月間500台を目標に市場投入された。
2006年に一部改良
2006年1月10日に一部改良されたハリアーは、従来まで搭載されていた「1MZ-FEエンジン」から新開発の「2GR-FEエンジン」に仕様変更されました。
この改良により、2.4Lと3.5Lモデルとなった。
同時に、全車に光軸調整オートレベリング機構付きのH.I.D(ディスチャージヘッドランプ)、シートベルト警告音などを標準装備させた。
カーナビについても、HDDタイプを採用した。
2006年トヨペット店50周年記念特別仕様車を発売
ハリアーザガート (ZAGATO)を250台限定投入。
イタリアのカロッツェリアであるザガート社とのコラボレーションで開発されたモデルである。
2009年特別仕様車を発売
2009年8月18日に、標準グレードの240Gにパワーバックドア(挟み込み防止機能付)を追加し、上級グレードに装備していた運転席マルチ8ウェイマルチアジャスタブルシート(電動ランバーサポート付)、4:2:4分割可倒式シート、シート表皮(ジャガード織物)を採用した特別仕様車「240G “Lパッケージ・Limited”」を発売した。
2011年特別仕様車を発売
2011年10月3日に標準グレードの240Gにアルカンターラシート、専用車検証入、木目調と本革巻き3本スポークステアリングホイール、シフトレバー&ノブを特別採用した。
更に、パワーバックドア(挟み込み防止機能付)、8ウェイマルチアジャスタブルシート(電動ランバーサポート付)、スーパークロームメタリック塗装を施した17インチアルミホイールを装備した「240G”Lパッケージ・ALCANTARA Selection”」を発売した。
2012年9月生産終了
トヨタ自動車の公式ホームページにて、
「ハリアーの生産はすでに終了しております。在庫状況は販売店によって異なりますので、詳しくは販売店へお問い合わせください」
と告知。告知以降は、在庫がなくなるまでの販売となった。
2代目ハリアー販売終了
2013年7月24日にて、トヨタハリアー販売終了。
同時に、公式ホームページも一旦、終了となった
マイナーチェンジ(MC)目前の人気SUVトヨタハリアー情報 その3へつづく