ボディサイズ拡大の真意|115mmはすべてユーザーのため
新型CX-5は、全長が4575mm → 4690mm(+115mm)へ拡大。
注目すべきは、その延長分をフロントには一切使っていない点です。
| 項目 | 旧型CX-5 | 新型CX-5 | 進化ポイント |
|---|---|---|---|
| 全長 | 4575mm | 4690mm | +115mm |
| フロント席位置 | 同一 | 同一 | 運転感覚は不変 |
| 後席スペース | 標準 | 大幅拡大 | 足元・肩・頭上が余裕 |
| ラゲッジ | やや狭い | 大幅拡張 | 実用性向上 |
欧州市場(平均身長が高い)での検証でも、フロントは現行で十分と判断。その結果、拡大分すべてを後席と荷室に還元しています。
後席空間が別物に|「足元」以上に効くスクエア化
実際に座ると、足元の広さはもちろんですが、
それ以上に感じるのが肩周り・頭上空間の開放感。
| 比較ポイント | 旧型CX-5 | 新型CX-5 |
|---|---|---|
| キャビン形状 | やや台形 | スクエア寄り |
| 肩・頭上空間 | タイト | 明確に拡大 |
| 後席快適性 | 十分 | クラス上レベル |
スクエア化=デザイン犠牲になりがちですが、CX-5らしさを保つため、デザイナーが試行錯誤を重ねた点も見逃せません。
ラゲッジ拡大は必然|CX-8に流れていたユーザーを取り戻す
新型CX-5開発で最重要テーマの一つがラゲッジ拡大。
これまで「CX-5が欲しいけど荷室が狭いからCX-8にした」というユーザーが少なくありませんでした。
| ラゲッジ関連項目 | 内容 |
|---|---|
| 容量 | 明確に拡大 |
| シート | 4:2:4分割可倒 |
| 操作 | ラゲッジからワンタッチ可倒 |
| 実用性 | ファミリー・アウトドア対応 |
積載性の弱点を克服したことで、CX-5はより万能なミドルSUVへ進化しています。
収納美より使い勝手|マツダらしさの変化
一方で、マツダらしい“美しい工夫”が減った点は賛否あり。
| 項目 | 旧型 | 新型 |
|---|---|---|
| USBポート | 後席アームレスト内 | センターコンソール後部 |
| シートヒーターSW | 隠し配置 | 露出配置 |
| デザイン思想 | 収納美重視 | 使い勝手重視 |
CX-60などと同様の配置となり、直感的な操作性は向上。
ただし、細部に宿っていた“マツダらしい美意識”が薄れたと感じる人もいるでしょう。
ディーゼル廃止と物理ボタン削減|本当にマイナスか?
発売前から特に批判が多いのが以下の2点。
| 論点 | ネガティブな声 | 実際の評価 |
|---|---|---|
| ディーゼル廃止 | 「CX-5らしくない」 | 静粛性・洗練度向上 |
| 物理ボタン削減 | 「操作しにくそう」 | 実車では直感的 |
カタログや写真だけでは伝わらない部分こそ、実車で納得できる完成度に仕上がっています。
新型CX-5は“巨大化”ではなく“最適化”

新型CX-5は、単に大きくなったのではありません。
✔ 後席と荷室に全振りしたサイズ拡大
✔ 使い勝手を最優先した設計思想
✔ 実用性とデザインの高次元バランス
「なんでこうなった?」と感じる変更点も、触れて・乗ってこそ理解できる進化です。
CX-5検討中の方は、ぜひ実車でその“115mmの価値”を体感してみてください。
マツダ公式サイト
https://www.mazda.co.jp



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