日産「パトロール」とは?その歴史と背景
「パトロール」は1951年に初登場した日産の歴史ある大型SUV。
日本では「サファリ」として親しまれ、圧倒的な悪路走破性で根強いファンを獲得してきました。
海外では特に中東市場で高い人気を誇り、王族や政府関係車両としても利用されるほどの信頼性と存在感を持っています。
2024年に登場した**7代目「パトロール」**は、伝統のタフさに加えて、未来志向のデザインとテクノロジーを融合。
425馬力を誇るV6ツインターボエンジンを搭載し、“ラグジュアリー×オフロード”という新しい世界観を提示しています。
新型パトロールの主要スペックと特徴
項目 | 内容 |
---|---|
車名 | 日産 パトロール(7代目) |
市場 | 中東仕様(日本未導入) |
エンジン | 3.5L V6ツインターボ |
最高出力 | 425馬力 |
最大トルク | 700Nm |
トランスミッション | 9速AT |
駆動方式 | 4WD(可変トランスファーモード) |
ドライブモード | 標準/砂地/岩場/わだち/エコ/スポーツ |
サスペンション | アダプティブ エアサスペンション |
インフォテインメント | 14.3インチ×2ディスプレイ+Google搭載「日産コネクト2.0」 |
特殊機能 | Invisible-to-Visible技術/バイオメトリック クーリング/Klipschプレミアムオーディオ |
ホイールサイズ | 22インチ |
ライト | C字型LED+ADB(アダプティブドライビングビーム) |
内装 | プレミアムレザーシート/64色アンビエントライト |
圧巻のエクステリアデザイン
新型パトロールのデザインテーマは「Unbreakable(壊れない強靭さ)」。
フロントには日産を象徴する**“Vモーショングリル”**を配置し、C字型のLEDヘッドライトが力強く印象的なフェイスを形成しています。
さらに22インチ大径ホイールと高いロードクリアランスにより、オフロードでも圧倒的な存在感を発揮。
その姿はまさに“現代のサファリ”と呼ぶにふさわしい堂々たる佇まいです。
未来志向のプレミアムインテリア
キャビンは「快適さ × 最先端テクノロジー」の融合。
デュアル14.3インチディスプレイを中心に、Googleベースの**「日産コネクト2.0」**を搭載。
スマートフォンのように操作できる直感的なUIを採用しています。
さらに以下のような革新的機能が多数搭載:
- Invisible-to-Visible技術:車外の障害物やナビ情報をリアルタイム表示
- インビジブル フードビュー:車両下を透過表示してオフロード走行をサポート
- バイオメトリック クーリング:乗員の体温を赤外線センサーで感知し、自動で空調を最適化
- Klipschプレミアムオーディオ(12スピーカー)+64色アンビエントライト
これにより、まさに「走るラウンジ」と呼ぶにふさわしい快適空間を実現しています。
走行性能:425馬力V6ツインターボの衝撃
3.5L V6ツインターボエンジンは、最高出力425馬力・最大トルク700Nmを発生。
先代のV8エンジン比で出力7%アップ、トルク25%アップという驚異的な進化を遂げました。
さらに9速ATと電子制御4WDシステムにより、オンロードでもオフロードでもスムーズかつパワフルな走りを実現。
アダプティブ エアサスペンションが路面状況に応じて車高を自動調整し、乗り心地と走破性を両立させています。
日産初採用の新システム「4WDトランスファーモードインターロック」
ドライブモードは「標準/砂地/岩場/わだち/エコ/スポーツ」の6種類。
これらを瞬時に切り替えることができる新システム“4WDトランスファーモードインターロック”を日産として初採用。
中東の過酷な砂漠地帯から都市の舗装路まで、どんな環境でも最適な走りを提供します。
日本導入の可能性は?
日産がこの「パトロール」をジャパンモビリティショー2025で公開するのは、単なる展示以上の意味があると見られています。
中東で磨かれた高性能SUVを、日本市場向けに調整して投入する“テストマーケティング”の可能性も。
もし導入されれば、ライバルはトヨタ・ランドクルーザー300やレクサスLX600。
価格帯は1,000万円前後になると予想されます。
まとめ:日産パトロールは“次世代のサファリ”

最新技術・圧倒的パワー・贅沢なインテリア──
新型「パトロール」は、日産が誇る“世界基準のフラッグシップSUV”です。
日本でも再びこの名が復活する日は近いかもしれません。
その瞬間を、SUVファンなら絶対に見逃せません。
👉 詳細は公式サイトでチェック:日産自動車 公式サイト
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