ジムニーノマド、フェアレディZ…生産が追い付かない人気車が続々! 納車まで数か月待ちのケースも?

その他

スポーツカーの受注状況

日産 フェアレディZ

日産は2024年11月に新規受注を再開しましたが、2024年度の生産台数には限りがあり、注文台数には上限が設けられています。2025年度分の受注は2025年1月9日から開始されましたが、上級モデルの**フェアレディZ NISMO(930万2700円)**は現在、新規注文の受付を中止しています。

ホンダ シビック Type R

ホンダもシビック Type Rの受注を一時停止しています。2022年に登場した6代目シビック Type R(価格499万円~)は人気が非常に高く、ホンダは「既に注文されたすべてのお客様に確実に納車するため、受注を一時停止している」と発表。受注再開の時期は未定となっています。

高性能スポーツカーは収益性が高く、大量生産されない

フェアレディZやシビック Type Rは発売から3年目に入りますが、人気が衰えるどころか、ますます需要が高まっています。これらの車はメーカーのブランドイメージを高める「イメージリーダー」としての役割を果たす高性能車であり、1台あたりの収益性が高いため、大量生産を前提としていません。そのため、人気が続けば続くほど、納車までの期間が延びる傾向があります。

ジムニーノマド:発売直後に受注停止!

スズキが2025年1月30日に発表した「ジムニーノマド」は、わずか5日間で約5万台の受注を記録。そのため、スズキは2月3日に「受注を一時停止する」と発表しました。

ジムニーノマドの月間販売目標は1200台ですが、4月3日の発売を前にすでに多くの注文が殺到。スズキはインド工場での生産を月産2500台まで引き上げる計画ですが、それでも受注再開の見通しは立っていません。現在のペースで考えると、受注分5万台がすべて納車されるまでに最大3年かかる計算になります。

ジムニーノマドの価格は265万1000円~。フェアレディZやシビック Type Rほどの高性能車ではありませんが、そのユニークな5ドアボディに魅了されたジムニーファンが注文を殺到させています。

新車購入時は納車時期に注意

人気車に限らず、新車を購入する際は納車時期をよく確認する必要があります。コロナ禍で半導体不足が発生した際、多くのメーカーで生産が遅れ、現在もその影響が残っています。

例えば、トヨタの納車時期は以下のようになっています。

  • アクア:約5か月
  • プリウス:3~4か月
  • ヤリス:1~2か月

また、車種によっては「詳しくは販売店にお問い合わせください」と表示される場合もあります。これは、メーカーの公式発表とは別に、販売店(ディーラー)が在庫を抱えている可能性があるためです。希望する車種の納車時期が長すぎる場合でも、販売店や専門店に問い合わせることで、意外と早く手に入るケースもあります。

まとめ:納車待ちを見越した購入計画を

  • スポーツカーや新型モデルは特に納車待ちが長くなる可能性が高い
  • メーカーの生産計画によっては、数か月~数年の待ち時間が発生する
  • 納車時期を確認し、場合によってはディーラーの在庫を探すのも有効

人気車を購入する際は、納車待ちのリスクを理解し、計画的に購入することが重要です。

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