■ トヨタ車の「受注停止」状況
① アルファード/ヴェルファイア

- 2023年6月発売 → すぐに納期1年以上で受注停止
- 2024年12月に改良版が登場 → 受注再開するも短期間で終了
- **販売店では「以前購入希望だった人が優先」**されるため、新規注文は困難
- トヨタの定額制カーリース「KINTO」では受付中(納期3~6カ月)
② ランドクルーザー250/300/70

- 発売直後から納期遅延 → すぐに受注停止
- 受注再開の見通しは未定
- KINTOなら2~10カ月で納車可能(ただしリース契約のため購入不可)
ランドクルーザーシリーズは、国内市場よりも海外向けの生産が優先されているため、日本国内での供給が不足しているのが大きな要因のようです。
■ 他メーカーの状況
① 日産

- フェアレディZ:受注停止していたが現在は5カ月程度の納期
- ※ ミッドナイトパープルは1年待ち
- GT-R:2025年モデルはすでに完売 → 次回の受注再開は未定
② ホンダ

- シビックタイプR:受注停止が続く
- レーシングブラックパッケージ:短期間で終了
③ スズキ(ジムニーシリーズ)

- ジムニーノマド(5ドア):2025年1月に受注開始 → 数日で5万台受注→即停止
- ジムニーシエラ(3ドア):納期が短縮され半年待ち(ただし再び延びる傾向あり)
- ジムニー(軽自動車):納期は約8カ月に落ち着く
■ 受注停止の背景
なぜこんなにも「受注停止」が相次いでいるのでしょうか? その理由は以下のとおりです。
- 国内市場の優先度が低下
- 日本車メーカーの80%以上が海外向け生産となっており、国内の供給が後回しに
- 納期遅延による受注制限
- 供給が追い付かないため、一定の注文を受けた時点で受注停止
- 生産能力の限界
- 半導体不足や工場の生産調整などで、一気に増産できない状況
- 需要の急増
- ジムニーやランドクルーザーなど、特定の人気車種に注文が集中
■ どうすれば欲しいクルマを手に入れられる?
- 「KINTO」などのカーリースを活用する
- アルファードやランドクルーザー250はKINTOなら数カ月で納車可能
- ただし、購入ではなくリース契約となるため、注意が必要
- 受注再開を待つ(ディーラーで情報収集)
- すぐには買えなくても、販売店に相談してキャンセル待ちや今後の見通しをチェック
- 納期が短いモデルを検討する
- フェアレディZなど、一部の車種は納期が短縮されている
- 在庫車を探す
- 一部ディーラーではキャンセル車や未登録の在庫車があることも
■ まとめ – 受注停止時代のクルマ選び
現在、日本では欲しいクルマがすぐに買えない状況が続いています。とくにトヨタの人気車種は、納期が長期化し、受注停止が頻発。
しかし、KINTOのようなカーリースを活用したり、納期が短い車種を狙うことで、比較的スムーズにクルマを手に入れる方法もあります。
「すぐに買えないからあきらめる」のではなく、納期や販売状況をチェックしながら、賢くクルマを選ぶことが重要です!
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