■ GT-Rの歴史を振り返る – “Godzilla”の軌跡
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GT-Rの歴史は、**1969年の「スカイライン2000GT-R(PGC10型)」**からスタートしました。
そこから
- 「ハコスカ GT-R(PGC10)」
- “幻のGT-R”と呼ばれる「ケンメリ GT-R(KPGC110)」
- グループAを席巻した「R32 GT-R」
- 進化型の「R33 GT-R」
- 最後のスカイラインGT-Rとなった「R34 GT-R」
と進化し、2007年に「スカイライン」の名を外し**「GT-R」単独のブランド**として独立。
新開発された**3.8L V6ツインターボ「VR38DETT」**エンジンとデュアルクラッチトランスミッションを搭載し、世界最速級のスーパースポーツとして君臨しました。
■ なぜR35は生産終了するのか?

日産の広報によると、部品供給の問題が主な理由だとしています。
「R35 GT-Rとしては2025年モデルが最終となり、生産終了は2025年8月です。生産終了の理由としては、部品の供給の見通しが立たなくなってきていることがあります。」
また、GT-Rの販売台数は年々減少傾向にあり、環境規制の厳格化も影響していると考えられます。
■ 次期GT-Rは登場するのか?
日産は次期GT-Rについて、明確な言及を避けつつも、**「開発を検討中」**としています。
「GT-Rに求められるパフォーマンスと、世の中に求められる環境性能の両立ができるように研究開発を行っています。」
現在、次期型の有力な候補として挙げられているのが、**2023年の「ジャパンモビリティショー」で発表された「ニッサン ハイパーフォース」**です。
🔹「ハイパーフォース」とは?
- 1000馬力級のEVスーパーカー
- e-4ORCE(電動4WD)+アクティブエアロ搭載
- サーキットモードとGTモードの切替可能
このモデルが次期GT-Rとして市販化されるかは未定ですが、GT-Rの未来がEVへシフトする可能性は高いでしょう。
■ まとめ – GT-Rの未来はどうなる?
R35型GT-Rの生産終了により、**「ガソリンエンジンのGT-R」**は事実上、終焉を迎える可能性があります。
しかし、日産の歴史においてGT-Rは欠かせない存在であり、次世代GT-RがEVとして復活する可能性は十分にあるでしょう。
「R35の次」を楽しみにしつつ、最後のR35を手に入れたオーナーたちは、今後ますます価値が高まる可能性があります。
GT-Rファンにとって、新たな時代の幕開けとなるのか——。
今後の日産の発表に注目です!
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