ブリヂストン「レグノ GR-XIII TYPE RV」登場!ミニバン&コンパクトSUV専用タイヤの実力とは?
ブリヂストンは2025年2月1日より、ミニバン・コンパクトSUV向けの高性能タイヤ 「REGNO GR-XIII TYPE RV(レグノ ジーアール・クロススリー タイプ アールブイ)」 を発売します。
昨年、セダン・軽自動車・コンパクトカー向けに発売された 「REGNO GR-XIII」 の派生モデルとして登場した本モデル。 ミニバンやコンパクトSUV特有の走行特性や静粛性の問題を解決するべく、新たな技術を投入した注目のタイヤ です。
本記事では、その進化のポイントを詳しく解説します!
なぜミニバン&コンパクトSUV専用タイヤが必要なのか?
ミニバンやコンパクトSUVは、以下の特徴から タイヤに大きな負担がかかる ことが知られています。
① 車高・重心の高さによるふらつき
→ 背が高いミニバンやSUVは、カーブや高速走行時に揺れやすく、安定感が低下する。
② 開口部の多さによる車内の騒音
→ 大きなスライドドアなどがあるため、外の騒音が車内に入りやすい 。
③ コーナリング・ブレーキング時の偏摩耗
→ タイヤへの負担が大きく、摩耗が早まる傾向 がある。
こうした課題に対応するために開発されたのが 「REGNO GR-XIII TYPE RV」 なのです。
進化ポイント①:新設計のトレッドパターンで安定性&快適性を両立
まず注目すべきは ショルダー部(タイヤの端の部分)の設計変更 です。
🔹 従来モデル(REGNO GR-XIII)との違い
- ショルダー部を幅広にし、剛性を強化 → 偏摩耗&ふらつきを軽減!
- IN側のショルダーには「ダイヤモンドスロット」採用 → 縦方向のしなやかさを確保し、乗り心地を向上!
さらに、従来の縦溝4本構造を 3本に変更 しながらも、溝の深さを増やすことで 排水性能を維持 。これにより 雨の日の安全性も確保 しています。
進化ポイント②:ブリヂストン独自の「ENLITEN」技術を採用
「REGNO GR-XIII TYPE RV」には、ブリヂストンの 最新技術「ENLITEN(エンライトン)」 が搭載されています。
🔹 「ENLITEN」技術の特徴
- ゴムを極める → 薄く、軽く、丸く 設計し、タイヤのしなやかさを向上
- 接地を極める → 理想的な接地状態 を作り、振動を低減
- モノづくりを極める → 耐摩耗性を向上 させ、タイヤの寿命を延ばす
- サステナブル性能の追求 → 環境負荷を低減 し、EUの「ユーロ7」規制にも対応
🔹 従来モデルとの比較
- 平均1kgの軽量化 に成功!(アルファードサイズでは 1.5kg軽量化 )
- 静粛性を維持しながら、低燃費性能を向上
特に「 ULTIMAT EYE(アルティメット アイ)」 による 接地特性の可視化 により、従来は難しかった 「タイヤの軽量化」と「静粛性・安定性の両立」 を実現しています。
進化ポイント③:新開発「GR-tech Silentゴム」により静粛性が向上
「REGNO GR-XIII TYPE RV」には、新しいトップゴム「GR-tech Silentゴム」 を採用。
🔹 「GR-tech Silentゴム」の特徴
- ポリマーを分子レベルで最適化 し、振動エネルギーを効果的に分散
- ロードノイズを低減し、より静かで快適な乗り心地 を実現
これにより、ミニバン&コンパクトSUVでも静かで快適なドライブ を楽しめるようになっています。
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