リコールの背景と原因
- 対象車種: メルセデスAMG E53 4MATIC+など7車種、計2025台。
- 対象期間: 2022年5月25日~2024年9月3日に輸入された車両。
- 不具合の原因:
- トランスミッションの電気配線における配索設計の不備。
- コネクタ配線のシール部が、排気管の熱や雨水などの影響で劣化。
- コネクタに雨水が浸入し、短絡が発生する可能性。
- 影響:
- 短絡によるバッテリー上がり。
- 最悪の場合、短絡による発熱が周囲部品を溶損させ、火災に至る恐れ。
改善措置
- 対応方法:
- 問題のコネクタを廃止。
- より長い配線に交換し、再配索する。
- 不具合の発生件数:
- 現時点で事故や発生件数は0件。
- 問題はドイツ本社からの情報に基づき判明。
対象車両
以下の車種がリコール対象となっています:
- メルセデスAMG E53 4MATIC+
- メルセデスAMG E53 4MATIC+ ステーションワゴン
- メルセデスAMG E53 4MATIC+ クーペ
- メルセデスAMG E53 4MATIC+ カブリオレ
- メルセデスAMG CLS53 4MATIC+
- メルセデスAMG GT43 4MATIC+
- メルセデスAMG GT53 4MATIC+
ユーザーへのアドバイス
- 該当車両のオーナーには、販売店から直接連絡が届きます。
- 速やかにディーラーで修理を受けることが推奨されます。
- 修理費用は全て無償です。
メルセデス・ベンツ日本は安全性を重視し、迅速な対応を行っているものの、該当車両を所有している方は早急に対応することで安心を確保できます。
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