カスタムのコンセプト:気づいたら“ここまで”
優さんによると、当初は仕事用として購入しただけのプリウスPHVが、趣味の延長で気づけばここまで手が入る結果に。
- ベース車両:2021年式プリウスPHV GR SPORT
- 現在のスタイル:
- ボディカラー:純正色でシンプルにまとめた仕様(過去には派手なオーロラフィルムを使用)
- 車幅:2050mm(サイドミラーがほとんど機能しないレベル)
- ホイール:326power製「ヤバKING」、フロント10J・リア12.5Jに対応したワイドフェンダーを製作
カスタム詳細:各部に施された“ワンオフ”加工
外装:圧倒的な存在感を生むデザイン
- ワイドフェンダー
- 326powerのホイールを収めるためにオーバーフェンダーをワンオフ製作。
- それに合わせ、リップ、サイドスカートなども延長加工を施行。
- エアロパーツ
- ボンネット以外は大幅に手を加え、バランス良く仕上げ。
- ヘッドライト
- ブガッティ「シロン」風の片側4灯のライトをワンオフで製作。
- 室内のスイッチでコントロール可能な仕様。
- マフラー
- ガナドール製をベースにφ100mmの4本出しへ溶接加工。エンド部分には焼色加工も施されている。
足回りとパワートレイン
- 足回り
- ワンオフのエアサスペンションを導入。
- リアはアーム、フロントはトーコンでキャンバーを調整。
- パワートレイン
- エンジンはPHVのままで大きな変更なし。
- フロントにダミーのインタークーラーを装着する遊び心も。
内装:快適性と個性を融合
- シート
- フロントにレカロシートを装備。リアシートも同色で張り替え。
- ステアリングとメーター
- ステアリングをカスタムし、BLITZの追加メーターを装備。
オーナーのコメント:さらなるカスタムを計画中
優さんは「現在の仕様が完成形だが、今後ホイールを変えたり、再びボディカラーをブラックにするか検討中」と語ります。既存のシンプルさに加え、さらなる変化を目指しているようです。
まとめ:フェンダー文化の未来を体現した一台
このプリウスPHVは、ただの実用車を超え、ワイドボディや独自のデザインによって新しい価値観を示しています。車両そのものだけでなく、オーナーのカスタムへの情熱が大いに感じられる一台。「326power」やワンオフ加工の技術を活用し、ここまで完成度を高めた車両は、今後のカスタムシーンにおいても象徴的な存在となるでしょう。
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