ターボアンチラグ機能で爆速
えー、そんなことができるんだ。車の性能をスマホで変えられるってすごいね。ターボラグって何?
「ターボラグっていうのは、アクセルを踏んでからターボが効くまでの遅れのことだよ。普通の車だと、アクセルを踏んでも一瞬パワーが出るまで時間がかかるけど、サーキットモードの『アンチラグ機能』を使えば、その遅れがかなり減るんだ。アクセルを踏んだ瞬間に、ブーンって力が出る感じ。
サーキットモードはアプリで操作?
なるほど! それで、どうやってそのモードを使うの?
スマホのアプリを使うんだ。車に追加のパーツとかをつけるんじゃなくて、アプリをダウンロードしてそこから車の設定を変えるんだよ。例えば、スピードリミッターを解除したり、ターボの効きを調整したり。スマホで簡単に操作できるんだ。
でも、安全面は大丈夫なの? 誰でも簡単に使えちゃったら危なくない?
そこはしっかりしてるよ。サーキットモードは、GPSでサーキット内にいることを確認してからしか動かないようになってるんだ。サーキット外では一切使えないし、サーキットに入っても定期的にGPSでチェックされてるから安心さ。
他の機能は?
なるほどね。あとは他に何ができるの?
他には、シフトタイミングを教えてくれる『シフトタイミングインジケーター』があるよ。メーターの上に表示されて、エンジンの回転数が上がってきたら色が変わるんだ。それで、次にギアを変えるタイミングが分かる。レースみたいにシフト操作をバッチリ決められるんだよ!
オーバーヒートしないの?
へえ、レースの時には便利そうだね。あと、エンジンが熱くなった時はどうするの?
その時は『クーリングファンの最大化』を使うんだ。アプリからファンを最大にして、エンジンを冷やすんだよ。長時間走ってエンジンが過熱しちゃうと、パワーが落ちたり故障の原因になったりするからね。これもサーキット走行には必須だね。
なんだかプロのレーサーになった気分になれるね。でも、私が一番驚いたのは、スマホで車が進化するってこと。買った後でも、どんどん性能が良くなるなんてすごい時代になったんだね。
ほんとだね。これが『SDV』、つまりソフトウェアで車の性能を変えていくっていう未来の車のあり方なんだ。車を買った後でも、スマホアプリで新しい機能が追加されたり、性能が向上したりするんだよ。
「じゃあ、これからはスマホで車もどんどんアップデートされるってこと? それなら飽きることなく、ずっと楽しめそうだね!
そうだね。どんどん進化していく愛車と一緒に、もっと楽しいドライブができるよ!
まとめ
今回は、トヨタ「GRヤリス」とレクサス「LBX MORIZO RR」に追加された「サーキットモード」について、スマホで簡単に車の性能を引き上げられる未来の技術を紹介しました。安全にサーキットを楽しむための機能が充実しており、ますますスポーツ走行が楽しみになりそうです!
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