トヨタ系販売店の元社員、架空取引で15億円詐欺か!?真実を語る

事件・事故

架空取引の手口とは?

記者
記者

どのような手口でそんな大金をだまし取ったのでしょうか?

専門家
専門家

渡邊容疑者は、A社という自動車関係の会社に対して、「B社がC社に自社の在庫車両を販売する際に仲介に入ってほしい」と依頼しました。そして、B社が現金をすぐに用意できないため、A社に「約9900万円を立て替えてくれれば、C社に販売した際の差額1000万円が返ってくる」と説明したんです。

記者
記者

それがすべて嘘だったんですね?

専門家
専門家

その通りです。実際にはそのような取引は存在していませんでした。渡邊容疑者は、こうした架空の取引を10社以上で行い、だました金を使って別の取引を装い、発覚を遅らせていました。いわゆる自転車操業的な詐欺手法です。

詐欺行為が慢性化?

記者
記者

その詐欺行為はどれくらい続いたのでしょうか?

専門家
専門家

警察によると、渡邊容疑者は少なくとも500回以上の架空取引を繰り返し、総額で130億円に上る取引を行っていたようです。そして、そのうち約15億円が回収不可能な状態にあると見られています。

被害会社へ詫び状送付?

記者
記者

被害を受けた会社に「詫び状」を送ったそうですが、そこには何が書かれていたんでしょう?

専門家
専門家

彼が送ったとされる詫び状には、「自転車操業的に繰り返した詐欺行為だった」と記載されています。また、架空取引を始めた理由として、業務ミスで発生させた未回収金を穴埋めしようとしたことが書かれていました。

15億円の行方は?

記者
記者

だまし取ったお金はどうなったんでしょうか?

専門家
専門家

渡邊容疑者は詫び状の中で、「私的に使い込んだ事実はない」と主張しています。ただ、彼がどのようにお金を処理していたのかはまだ不明です。

渡邊昌彦容疑者の供述は?

記者
記者

逮捕後、彼は警察にどのように話しているのでしょうか?

専門家
専門家

彼は警察の取り調べに対して「金額や日付は定かではないが、やったことは事実です」と認めています。ただ、弁護士は「被害額とされる15億円が正しいかどうかは今後明らかにしていく」とコメントしています。

NTP名古屋トヨペットの見解は?

記者
記者

非常に深刻な事件ですね。NTP名古屋トヨペットはどのように対応しているのでしょうか?

専門家
専門家

NTP名古屋トヨペットは、渡邊容疑者を今年3月に解雇しており、現在のところ「コメントは差し控える」としているようです。

記者
記者

この事件の全貌が明らかになるのはまだ先かもしれませんね。続報が待たれます。

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