盗難被害の車両
山中湖村で繰り広げられた、高級SUVランドクルーザー・プラドの盗難事件。富士北麓地域で相次ぐ車両狙いの犯行に警察が動画で対策を呼びかける中、一晩で装備を積んだプラドが姿を消すという出来事が起きました。
事件の概要
15日午前8時ごろ、山中湖村の男性が出勤する際に自宅のカーポートからプラドが消えているのを発見。警察に通報され、被害者は富士五湖消防本部の消防士で、支援活動のために石川県へ向かう予定でした。
被害者は感想を語ります。「まさか自分がというのが1番」「車にタッチしても開かないような位置に(鍵を)保管していた」。
犯行の影響
被害者の男性は石川県への支援活動のためにプラドに自らの装備を積んでいました。その装備が盗まれたことで、男性は「頑張ろうという気持ちでいたんですけど、行けなくなった時のむなしさといいますか、その辺がかなり(あった)」と語ります。
対策の動き
山梨県内での車両盗難が増加しており、特にSUV車が標的にされていると警察は指摘。富士吉田警察署は、被害の手口などを知らせる動画を作成し、YouTubeで公開。さらに、盗難対策としてハンドルやタイヤを固定する器具を設置するよう呼びかけています。
車両盗難の背景
昨年1年間で31件の車両盗難があり、そのうちSUV車が全体の約2割を占めているとされています。特に富士吉田警察署管内では去年夏から合わせて6台、SUV車の盗難被害が発生しています。
まとめ
富士北麓地域で相次ぐ高級SUV車の盗難。その中で被害に遭った男性のプラドは、支援活動のために積み込まれた装備ごと姿を消しました。警察は犯行の手口を公開し、車両所有者に対策を呼びかけています。物語はまだ終わっていない。
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