初代カムリ
カムリは、1980年に「セリカ」の派生車種として登場したミッドサイズセダンでしたが、1982年にセリカから独立し、その後はFF（前輪駆動）セダンとしてトヨタ車の中で最大かつ最上級の位置づけとなりました。
10代目カムリ
現行モデルは2017年に登場した10代目であり、国内では2023年12月下旬に生産が終了する見込みですが、北米では21年連続でミディアムサイズセダンセグメントで最も多く販売されており、今後も人気が続く見込みです。日本国内では海外専売車種となる可能性が高いです。
11代目カムリ
新型11代目カムリは、エクステリアでは従来モデルと比較してより滑らかでスポーティなデザインとなり、インテリアも先進的な水平基調のデザインで上質感が高まっています。
5世代目TFSを搭載
パワートレイン面では、トヨタのセダンとして初めて最新の5世代目TFS（Toyota Hybrid System）を搭載。2.5リッター直列4気筒エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用し、FFでは225馬力、AWDでは232馬力のシステム最高出力を誇っています。
カムリクーペ
2023年11月27日には、この新型カムリのデザインを採用したカムリXSEレースカーが初公開されました。このモデルはNCSへの参戦を目指しており、新型カムリのデザインを忠実に再現しつつ、2ドアのクーペスタイルに仕上げられています。
エクステリア
フロントには大型のロアグリルの外側にC字型のコーナーベントが設けられ、ボンネットには新しいキャラクターラインとボンネットダクトが追加されました。
リアでは、クォーターパネルのスタイル変更や面取りされたバンパーコーナーのリアバンパーとの一体化などが見られます。
市販化へ期待増し増し
具体的な新型カムリXSEレースカーの詳細なスペックは公開されていませんが、レースでの活躍が期待されています。この新型車にはSNSなどで多くの意見が寄せられており、「ハンマーヘッドが超カッコイイ！」「クーペスタイルも違和感ない！」「トヨタなのにアメ車みたいな雰囲気でイイ」といったデザインに対する称賛の声が多い一方で、「全然カムリの面影ない…」「もはやセリカでは？」といった2ドアのスタイリングに疑問を持つ声もあります。
さらに、「クーペになった途端めちゃ気になる存在に」「大型クーペのラインナップが少なすぎるので日本でも出して」「速いクーペいいね！市販して！」といった、実際にクーペのカムリを希望する声もありました。
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