トヨタ新型ランドクルーザープラド先行公開へ

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トヨタ新型ランドクルーザープラド

トヨタと中国第一汽車集団の合弁会社である「一汽トヨタ」が、新型「ランドクルーザープラド」を広州モーターショー2023で公開することを正式に発表しました。これは、先に日本で発表された新型「ランドクルーザー250」と同様のモデルと見られます。新型ランドクルーザー250は、世界的に愛されるトヨタの本格SUVであり、プラドはそのランドクルーザーシリーズの派生モデルとして知られています。

5代目ランクルプラド誕生

初代のランドクルーザープラドは、1990年に、当時ショートホイールベースの3ドア車のみだったランドクルーザー(70系)のワゴン・バンに、ロングホイールベースの5ドア車が追加された際に誕生しました。そして、現行モデルは2009年に登場した4代目となります。

新型ランドクルーザー250は、中国を含む世界市場で展開されるグローバルモデルであり、異なる国や地域で名称が異なります。例えば、米国では300系の後継として「ランドクルーザー」と呼ばれ、欧州の一部地域では300系がないためプラドがランドクルーザーとして販売されていたり、オーストラリアではプラドの名前が維持されています。

新型ランドクルーザー250は、プラドと同様に「ライトデューティー」の位置づけで、少し高級路線を見直し、ランクルの本質である人々の生活と実用性に焦点を当てています。

ランクル300の弟分に

このモデルは、現行の「ランドクルーザー300」と同じGA-Fプラットフォームを採用し、オフロードでの基本性能を大幅に向上させています。

パワートレイン

日本仕様では、2.8リッターディーゼルターボエンジン+8速ATと2.7リッターガソリンエンジン+6速ATの組み合わせが用意されています。

内外装デザインは、伝統とモダンを融合させ、ランドクルーザーらしさを追求しています。

パワートレインは日本と海外で異なる?

中国仕様の新型ランドクルーザープラドでは、日本仕様とは異なる強力なパワートレインが搭載されます。北米仕様と同様の「最上級パワートレイン」が採用され、T24A-FTS 2.4リッターターボエンジン+モーターのハイブリッドシステムに8速ATが組み合わされ、システム最高出力330馬力・最大トルク630Nmを実現します。

ファーストエディションはなし?

この新型ランドクルーザープラドは、角目ヘッドライトを備えたモデルであり、ファーストエディションの丸目モデルは展開されない可能性もあります。

11月17日の発表がどのような内容になるか、注目が集まっています。

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