ラグジュアリーカーの常識を覆す LBX(Lexus Breakthrough X-Cross)が登場
2023年5月、ミラノで初めて一般公開されたLBXは、そのステアリングを握った瞬間から、ラグジュアリーカーの常識を見事に打ち破る存在であることが実感できました。
このLEXUSの新しいモデルは、欧州仕様で全長4190mm×全幅1825mm×全高1560mmという、ブランドラインアップ中で最もコンパクトなサイズを誇ります。その目的は、「真のカーマニアが自分らしくリラックスして運転できるクルマ」を提供することでした。
ヒエラルキーを超越するデザイン
LBXは使い勝手を追求する一方で、高級感を持ち、ヒエラルキーを超越するデザインを備えています。その力強いデザインは一目で伝わり、225/55R18というUXよりも大きなタイヤを持つことで、グリルフレームを持たない独自のフロントマスク、プロポーションを活かしてノーズを延長するなど、見た目にも力強さが感じられます。LBXはTNGAのGA-Bプラットフォームをベースにしていますが、大径タイヤの採用により、外観は大きく変更されました。
小さな巨人
LBXのフロントサスペンションは新しく設計され、ホイールベースも拡大されており、操縦性と快適性の向上が図られています。パワートレインも印象的で、1.5L直列3気筒エンジンと高出力の電気モーターが組み合わさり、136PSの最高出力を実現しています。
超越したインテリアデザインも魅力
内部に入ると、LBXはクラスを超越したインテリアを提供しており、着座姿勢やドライビングポジションが自然で快適です。高品質の素材とデザインが、快適な空間を演出しています。
EVパワー炸裂
試乗では、LBXは電気モーターの力を活かし、素早い加速と電気モードでのスムーズな走行を実現しました。エンジンは静かで、室内の静粛性も高いです。操縦感覚は繊細で、前輪のグリップ感が確かで、楽しいドライビング体験を提供しています。
静粛性にも自信あり
最後に、LBXはドアの閉まり音や細部にまでこだわりを感じさせます。見た目、走行性能、内装の品質、そしてラグジュアリーの要素が絶妙に組み合わさって、プレミアムなクルマの新しい次元を示しています。LBXは、コンパクトながらハイブランドが提供する新しいラグジュアリーの形を具現化した存在で、ストリートでの試乗が今から楽しみです。
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