リコール概要
マツダ(MAZDA)が製造販売を行っているコンパクトカーのデミオ(DEMIO)、コンパクトSUVのCX-3、ハッチバックセダンのアクセラ(AXELA)に搭載されるディーゼルエンジンに不具合が発見され、2018年2月1日に国土交通省へリコール届けが提出されました。
リコール内容
該当車種に搭載されているクリーンディーゼルエンジンの保護制御システムの設定条件が不適切な条件になっていることが分かりました。
このエンジン保護制御システムは、停車中などの際にエンジンに負荷がかかっていない状態で、アクセル全開に踏み込んだ場合に異常燃焼が発生した際に作動しエンジンを保護する機能となっています。
しかし、今回リコールの対象車で、同様の操作を行った場合、保護機能が正常に作動せず、燃焼圧力が設計値を超えてしまい、エンジンが破損(故障)してしまう可能性があります。
改善対策内容
リコールの対象車種を全て点検し、エンジン保護制御システムの条件を対策後のプログラムへと書き換え修正します。
また、保護制御システムが作動せず、異常燃焼が起こっていた可能性があるため、エンジン、黒鉛除去フィルタ(DPF)内に堆積した煤(燃えカス)を除去掃除します。
リコール対象車両
型式 | 通称名 | 対象車の車台番号の範囲及び製作期間 | 対象車の台数 | 備考 |
LDA-DJ5AS | デミオ | DJ5AS-100009~DJ5AS-302560平成26年11月4日~平成29年10月21日 | 13,631 | |
LDA-DJ5FS | DJ5FS-100032~DJ5FS-311904平成26年8月5日~平成29年10月25日 | 73,208 | ||
LDA-DK5AW | CX-3 | DK5AW-100027~DK5AW-203706平成26年12月16日~平成29年10月21日 | 17,670 | |
LDA-DK5FW | DK5FW-100053~DK5FW-208712平成26年12月16日~平成29年10月21日 | 42,242 | ||
LDA-BMLFP | アクセラ | BMLFP-100002~BMLFP-100338平成29年8月1日~平成29年10月14日 | 337 | |
LDA-BMLFS | BMLFS-100011~BMLFS-111346平成28年5月26日~平成29年10月14日 | 11,198 |
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