トヨタ自動車が誇りを持って生産し続ける最上級セダンセンチュリーがこの度、フルモデルチェンジされます。
本年2017年は、トヨタ自動車の創業者でもある豊田佐吉が生誕し150周年という記念すべき年でもあります。
センチュリーのフルモデルチェンジ時期としても最も相応しい年となっています。
NEWセンチュリーは、第45回東京モーターショー(TMS)に、量産モデルが出展されるようです。
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概要
センチュリーは、1967年(昭和42年)に誕生し、最高級乗用車としてトヨタ自動車東日本が生産し、全国のトヨタ店と東京トヨペット店で販売されていました。
日本国内の官庁関係や富裕層向けに造られた最上級VIP向けの最高級セダンになります。
国内自動車メーカーの日産が販売しているプレジデントがライバル車になります。
初代センチュリー VG2#/3#/4#型
こちらが、1967年に誕生した初代センチュリーになります。(画像は後期型)
センチュリーは、クラウンをベースに構造を大幅に見直され、車両サイズを拡大し開発されました。
1960年代の自動車では珍しい異型のヘッドランプユニットを搭載していました。
アメリカの高級車に対抗して、AT車とMT車の2パターンを設定していました。
車両サイズは、複数ラインナップされていました。
全長(標準):5,120mm
全長(Lタイプ):5,270mm
全長(リムジン):5,770mm
全幅(全タイプ):1,890mm
全高(全タイプ):1,450mm
このモデルは、1967年から1997年まで製造販売されていました。
2代目センチュリー GZG5#型
こちらが、1997年にフルモデルチェンジされた2代目センチュリーになります。
初代センチュリーの発売からなんと30年ぶりにフルモデルチェンジを行いました。
全長 | 全幅 | 全高 |
---|---|---|
5,335 | 1,930 | 1,505 |
ホイールベース | 車両重量 | 乗車定員 |
3,090 | – | 4 |
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人 |
エンジン種類 | V型12気筒DOHC |
---|---|
排気量 | 5.0L |
最高出力 | 206[280]/5,200 |
最大トルク | 460[46.9]/4,000 |
トランスミッション | 6速AT |
駆動方式 | FR |
使用燃料 | ハイオク |
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm |
このモデルは、1997年から2017年まで製造販売されていました。
3代目センチュリー
エクステリア
こちらが新型センチュリー(3代目センチュリー)のエクステリアになります。
フロントマスクは、ロールスロイスのようなデザインになっており、誰が見てもセンチュリーと分かる高級感が漂うデザインになっています。
全体的に落ち着いたデザインになっておりVIPには持って来いの仕上がりになっています。
インテリア
こちらが新型センチュリーのインテリアになります。
コックピットも現代風のデザインへと進化しているものの、歴代センチュリーを継承しているのが一目でわかります。
後席には、電動オットマンやアジャスタブルリヤシートが採用され、富豪たちがゆったりとくつろげる空間になっています。
また、後席専用の大型ディスプレイが搭載されており、ビジネスシーンやプライベートでも快適に乗車できるよう考えられて設計されています。
パワートレイン
パワートレインは、V型12気筒エンジンが廃止されます。
レクサスLS600hに搭載されているエンジンと同等のパワートレインが搭載されるとの情報もあります。
まだ未確定情報なので、全く同一のエンジンが搭載されるとは限りませんが・・・
参考までにLS600hのスペック表を掲載しておきます。
エンジン | 種類 | V型8気筒DOHC |
---|---|---|
排気量 | 5.0L | |
最高出力 | 290 [394] / 6,400 | |
最大トルク | 520 [53.0] / 4,000 | |
モーター | 最高出力 | 165 [224] |
最大トルク | 300 [30.6] | |
トランスミッション | 電気式無段変速機 | |
駆動方式 | 4WD | |
使用燃料 | ハイオク | |
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm |
発売時期と価格
3代目センチュリーの発売日ですが、現在のところ2018年中というところまで判明しています。
具体的な月日までは判明していないため、近々開催される東京モーターショーの後に、徐々に判明していくのではないでしょうか。
トヨタ最上級の乗用車の車両販売価格ですが、現在のところ判明していません。
しかしながら、パワートレインがハイブリッド化されるため大幅な値上げになるのは間違いないと思われます。
現行モデルの販売価格が、12,538,286円でしたので、予想ではありますが、1500万円程度になるのではと市場では噂されているようです。
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