マイナーチェンジ情報
トヨタ自動車が、低燃費ハイブリッド車として販売している「アクア」が、2017年6月にマイナーチェンジされます。
直近では、ヴィッツハイブリッドが発売されたことで競合車種が増えてしまっていますね。
現時点では、アクアよりもヴィッツのほうが使い勝手がいいクルマということで販売台数が上回ってきています。
今回のマイナーチェンジでは、インテリアなどの質感と燃費をアップするとのことです。
エンジンは変わるの?燃費は?
1.5L小型ハイブリッドシステムを搭載します。
1.5L小型ハイブリッドシステムのスペック
- ハイブリッドシステム最高出力:73kW(100PS)
- 1.5Lエンジン最高出力:54kW(74PS)/4,800rpm
- 1.5Lエンジン最大トルク:111N・m(11.3kgf・m)/3,600~4,400rpm
- 1LMモーター最高出力:45kW(61PS)
- 1LMモーター最大トルク:169N・m(17.2kgf・m)
今回のマイナーチェンジでは、エンジンの仕様変更はないとのことです。
仕様変更はないものの、エンジン自体が最適化され燃費が向上するようです。
現行モデルは、37.0km/L から新モデルは、38.0km/Lへアップする予定です。
わずか1km/Lのアップなので、実質燃費には変わりがないでしょうね。
また、今回より、「ECOオプション」というものが選択可能になり、選択した場合は10kg程度軽量化されるようです。
ECOオプションの内容は、「専用セッティング制御コンピューターシステム」、「軽量マット」などになります。
エクステリは変わるの?
一部エクステリアの変更も予定されています。
変更箇所は、「前後バンパー」、「ヘッドライトユニット形状」、「LEDヘッドライト」、「リアテールライト」、「アルミホイール」、「新色追加」などが予定されています。
※新色追加に伴い、現行色が廃止になるものがあります。
インテリアは変わるの?
基本的な形状の変更はないようですが、質感を大幅にアップさせるということで現行モデルでは安っぽかったインテリアが乗用車レベルまでアップするようです。
「ホワイトレザー」の追加、「TFT液晶」、「ステアリングスイッチ」の標準装備、「センタークラスター」、「エアコンダクト」の形状変更、「メッキパーツ」の追加、「インパネ加飾」を追加、「グローブBOX」ソフトトレイ化、「イモビライザー」の標準装備が予定されています。
※最安以外のグレードに上記装備が付く予定となっています。
G’sグレードは?価格は?
現在、販売されている「G’sグレード」については一旦、販売中止となります。
標準グレードの発売より少し遅れて「GRグレード」として販売されるのではないかとウワサされています。
気になる車両本体価格については、現在の価格よりも若干高く設定される予定のようです。
想定値上げ金額としては、5万円から15万円程度の値上げが見込まれます。
まとめ
低燃費を売りにしてきたアクアですが、天井打ちしてしまっているように感じます。
ハイブリッド車での燃費の限界値に近づいているため、トヨタ自動車も大変でしょうね。
まだ公表されていない次世代のハイブリッドもしくは、「アクアPHV」や「アクアEV」を発表するかもしれませんね。
また最新情報が入り次第、お届けしますね。