レクサスが公開した「謎のワゴン」──その正体は新型ISの派生車か?
2021年12月、トヨタのEV戦略会見で公開されたレクサスのBEV群。
その中でも話題となったのが、レクサスでは前例のない “ワゴン” の存在です。
業界関係者の証言によると、このワゴンは
「エレクトリファイド・セダンをベースにした新型ISのバリエーション」
である可能性が非常に高いとのこと。
理由は以下の通りです。
- フロントマスク・ホイールデザイン・サイドラインがセダンと酷似
- セダン+ワゴン+SUV+オープンという構成が、クラウンのシリーズ戦略と同様
- 現行ISの設計は2013年。フルモデルチェンジのタイミングと合致
つまり、
新型ISは“セダン・ワゴン・SUV・オープン”の4種展開=ISシリーズ化
という計画がすでに初期段階で描かれていたと考えられます。
しかしEV戦略見直しで計画は一時トーンダウン…それでも“新型IS BEV”は3年以内に登場する理由
当初、トヨタ・レクサスのEV販売計画は
「2026年に年150万台」
とされていましたが、実需を踏まえ
「80万台規模」へ下方修正(2025年時点)。
これにより、新型ISシリーズに関連するBEV計画は一時スローダウンしたと言われています。
ただし――
それでも 新型ISは遅くとも3年以内に登場する と業界では見られています。
理由は以下の通り。
- 現行ISは設計が古く、今回のマイナーチェンジは“延命措置”にすぎない
- レクサスは「2030年BEVフルラインナップ」「2035年販売比率100%」を維持
- 欧州市場でワゴン需要が非常に強く、BEVワゴンは戦略的に必須
- “エレクトリファイド・セダン”のデザインがすでに完成レベル
つまり、
BEV版ISの登場は「時間の問題」 であり、
セダンに加えワゴン・SUVなどの派生車も“復活”する可能性が高いというわけです。
新型レクサスISシリーズ(予想)──特徴を表で整理
新型「ISシリーズ」予想仕様まとめ
| 予想項目 | 内容 |
|---|---|
| 基本モデル | エレクトリファイド・セダン(BEV) |
| 派生展開 | ワゴン/クロスオーバーSUV/オープン |
| 発売時期 | 2〜3年以内(2027年頃)濃厚 |
| 駆動方式 | BEV(RWD/AWD) |
| バッテリー | 新世代高効率バッテリー搭載の可能性 |
| 走行性能 | 低重心+高トルクで現行IS以上のスポーティ |
| ワゴンの狙い | 欧州市場攻略・実用性強化 |
| デザイン | スポーツコンセプト寄りの流麗なロングノーズ |
| 現行ISとの関係 | 一時的に併売の可能性(価格帯差別化) |
【注目】ワゴン&SUV化されたISは“レクサスの新たな柱”になる
クラウンが「セダン/SUV/スポーツ/エステート」の4シリーズへ変わったように、
ISも多様化してグローバル販売強化の主力モデルになる と予想されています。
特にワゴンは、
- 欧州のステーションワゴン需要
- 電動化でのパッケージ相性の良さ
- セダンより荷室が大きく実用的
- BMW 3シリーズツーリングやアウディA4アバントの対抗
など、多くのメリットがあります。
SUV派生も登場すれば、NXとUXの間を埋める存在として需要は高まるでしょう。
【まとめ】新型レクサスISは“シリーズ化”してBEVで登場する可能性大!

今回の調査からわかるのは、
レクサスISはまだ“終わらない”――むしろここからが本番 という事実。
✔ 延命マイチェン=フルモデルチェンジ前の時間稼ぎ
✔ 新型ISはBEV化が濃厚
✔ セダン+ワゴン+SUV+オープンでシリーズ化の可能性
✔ 登場時期は2〜3年以内が最も有力
✔ 欧州攻略の鍵=ワゴン復活の可能性大
レクサスのBEVラインナップが揃う2030年に向けて、
新型ISは“新世代レクサスの中心モデル”になるでしょう。
● レクサス公式サイト
https://lexus.jp/



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