【2025年版】マツダ「CX-60」登場から3年――弱点克服で“成熟SUV”へ進化。それでも越えられない「壁」とは?

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CX-60の魅力:走り・質感・安全性は“国産SUVトップクラス”

CX-60は、単なるSUVではありません。
**「国産で輸入車の走り・質感を手に入れたい」**というユーザーが惚れ込む、上質&スポーティSUVです。

CX-60の魅力まとめ

魅力ポイント内容
縦置きエンジン+FRベース大型SUVながら軽快でスポーティな走り。CX-5からの乗り換えで「走りの質が段違い」と高評価。
高級感ある内外装ラージ商品群ならではの素材使い・上質なデザイン。輸入車と比較しても遜色ない仕立て。
最小回転半径5.4mCX-5(5.5m)より小さく、大柄でも取り回しやすい。
豊富なパワートレインガソリン/ディーゼル/ディーゼルハイブリッド/PHEVから選べ、用途に合わせやすい。
安全装備の充実「ドライバー異常時対応システム(DEA)」搭載グレードもあり、最新安全技術が手厚い。

多くのユーザーが「走りのストレスが消えた」「レベルの高い内装に満足」と評価しており、総合力の高さはクラスでもトップクラスといえます。


CX-60はなぜ売れない? 立ちはだかる“どうしても越えられない壁”

2025年上期(4〜9月)の販売台数は4497台(登録車44位)
マツダが掲げる月間2000台の販売目標を大きく下回っています。

魅力の多いCX-60がなぜ伸び悩むのか?
最大の理由は、「ボディサイズ」という物理的な壁です。

販売が伸びない理由

課題内容
ボディサイズが大きい全長4740mm×全幅1890mm。駐車場での扱いにくさを指摘する声が多い。
乗り心地問題の“印象”が残った改良で改善されたが、初期のネガティブなイメージを引きずっている。
CX-5との差が明確で悩まれる2026年に新型CX-5が登場予定。サイズが不安なユーザーはCX-5を選びがち。

特にサイズ問題は、どれだけ改良を重ねても変えられない“構造的な宿命”。
これが販売拡大の妨げとなっているのは明らかです。


実際のユーザー評価:満足度は高いのに「買う人」が限られる

販売店・実際のオーナーの声を整理すると、CX-60の評価は非常に高い一方で、購入のハードルも存在します。

CX-60のリアルな口コミ

ポジティブ評価ネガティブ評価
「加速が気持ちよく、走行ストレスがない」「普通の駐車場ではサイズが大きい」
「上質なデザインは輸入車並み」「路面の凹凸を拾いやすい場面がある」
「燃費が良くて驚いた」「CX-5から乗り換えると大きさの差を感じる」

評価が高いため、**“刺さる人には最高のSUVだが、万人向けではない”**というのが実情です。


どんな人にCX-60は「ベストな選択」なのか?

CX-60は、以下のユーザーにとっては“最適解”となるSUVです。

CX-60が向いている人

タイプ理由
走りを重視するドライバーFRベース、強力なエンジンで運転が楽しい。
上質なSUVが欲しい人デザイン・インテリアの質感は国産トップクラス。
ロングドライブが多い人静粛性、直進安定性の高さで疲れにくい。
輸入車は高すぎるが質は欲しい人価格に対する完成度が非常に高い。

逆に、街中中心や駐車場が狭いユーザーは、2026年登場の新型CX-5を待つのも賢い選択かもしれません。


【まとめ】CX-60は“成熟した走りのSUV”。購入の鍵はサイズを受け入れられるかどうか

登場3年でCX-60は大幅に進化し、乗り心地や安全性など多くの弱点を克服。
走り・質感・安全性のバランスは国産SUVでもトップクラスです。

しかし――
大柄なボディサイズはどうやっても変わらない“唯一最大の壁”

その壁を許容できるかどうかが、CX-60を選ぶ決め手になります。

もしあなたが走りと上質さを求めるなら、CX-60は間違いなく“買い”の1台です。


公式サイト(外部リンク)

マツダCX-60公式ページ
https://www.mazda.co.jp

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