ランクル300の中古価格は新車の約1.7倍!その理由とは?
トヨタのフラッグシップSUV「ランドクルーザー300」は、受注停止が続く超人気モデル。
その影響で、中古車市場では新車より高値で取引されるケースが多発しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 新車価格(ZX) | 約743万6000円 |
| 中古車価格相場 | 1000万〜1300万円前後 |
| 高騰率 | 約1.3〜1.7倍 |
| 受注状況 | 3年以上受注停止(2025年時点) |
| 主な要因 | 供給不足・海外需要・長期納期化 |
需要があるのに新車が買えない。
だからこそ、即納可能な中古車にプレミアが付き、1000万円を超える個体も珍しくありません。
さらに、ランクルは海外でも高い人気を誇るため、輸出目的での購入も多く、国内中古価格を押し上げる要因となっています。
👉 【トヨタ公式サイトはこちら】
https://toyota.jp/landcruiser/
フェアレディZは価格下落!生産安定化で“プレミア解除”に
一方で、同じく発売直後にプレミア価格化した**日産フェアレディZ(RZ34)**は、現在落ち着きを見せています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 新車価格(Version ST) | 約675万9500円 |
| 一時的な中古価格(発売初期) | 約1000万円前後 |
| 現在の中古価格 | 約630万円前後 |
| 状況 | 新車よりもやや安価で取引中 |
| 原因 | 生産体制の安定・納期短縮(約4〜6ヶ月) |
一時期は「新車価格の1.5倍」にまで跳ね上がったZも、生産ラインの正常化により価格が戻りつつあります。
ただし、特別仕様の「NISMO」グレードは例外で、依然としてプレミア傾向が続いています。
👉 【日産フェアレディZ公式サイトはこちら】
https://www.nissan.co.jp/SPORTS/Z/
シビックタイプRも依然人気!「ブラックパッケージ」はプレミア継続中
ホンダのピュアスポーツ「シビックタイプR(FL5)」も、一時期は中古価格が700万円を超える高騰を見せました。
現在は生産再開により落ち着きを見せつつも、一部グレードは依然プレミア状態です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 新車価格(レーシングブラックP) | 約617万9800円 |
| 標準グレード価格 | 約499万7300円 |
| 中古価格相場 | 約580万〜650万円 |
| 傾向 | 一部中古が新車超え |
| 要因 | 限定仕様の受注再開・生産台数の制限 |
特に「レーシングブラックパッケージ」は受注再開したばかりのため、納期が長く、依然としてプレミア価格での取引が続いています。
👉 【ホンダ公式サイトはこちら】
https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/
中古車が新車より高くなる「逆転現象」はなぜ起こるのか?
この現象の最大の要因は、やはり「供給不足」に尽きます。
| 原因 | 内容 |
|---|---|
| 生産遅延 | 半導体不足・部品供給難による影響 |
| 納期長期化 | 一部モデルでは納車まで2〜3年待ち |
| 転売・輸出需要 | 高値で売却する個人・業者が増加 |
| ブランド人気 | 特にSUV・スポーツカーは需要が集中 |
つまり、「すぐに欲しい人」が多いのに「クルマが作れない」ことが、中古市場の価格を押し上げる最大の要因です。
ただし、生産が追いつけば価格は適正に戻る傾向があります。
まとめ:中古車を買うなら“今の相場”を見極めよ!

| 車種 | 新車価格 | 中古相場 | 傾向 |
|---|---|---|---|
| ランドクルーザー300 ZX | 約743万円 | 約1000〜1300万円 | 高騰継続 |
| フェアレディZ Version ST | 約676万円 | 約630万円 | 落ち着き傾向 |
| シビックタイプR | 約618万円 | 約580〜650万円 | 一部プレミア |
新車の納期や生産状況が回復すれば、中古相場は必ず動きます。
特にランクル300やZのような人気車は、**「今が高値」**のタイミング。
もし中古での購入を検討しているなら、相場の推移をこまめにチェックし、価格が下がるタイミングを狙うのが賢明です。
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