ソアラの血統を継ぐプレミアムオープン「レクサスSC」とは
2005年から2010年まで販売されたレクサスSCは、絶版となった4代目トヨタ・ソアラの後継として誕生。
エレガントなデザインとV8エンジンを組み合わせた、大人のラグジュアリーGTです。
約30秒で開閉できる電動メタルトップを採用し、オープンとクーペの2つの顔を持つのが特徴。
インテリアにはセミアニリンレザー本革シート、マークレビンソン製高級オーディオなど、当時の最高級装備が惜しみなく採用されていました。
レクサスSCの基本スペックと特徴
項目 | 内容 |
---|---|
販売期間 | 2005年〜2010年 |
新車時価格 | 約680万〜750万円 |
中古相場 | 約80万〜280万円 |
エンジン | 4.3L V型8気筒 DOHC |
最高出力 | 約280ps |
駆動方式 | FR(後輪駆動) |
トランスミッション | 6速AT |
乗車定員 | 4名 |
装備 | 電動メタルトップ、本革シート、マークレビンソンオーディオ標準装備 |
高級GTらしく、走りの滑らかさと高級感を両立。
今見ても完成度の高いデザインは、まさに“ソアラの最後の進化形”といえる存在です。
中古で狙うならどんな個体?
中古市場では約70台前後が流通しており、平均価格は150万円前後。
ただし100万円以下の安価な個体は、修復歴ありや走行距離多めのケースが目立ちます。
おすすめは、110万円〜150万円の価格帯。
このクラスになると、内外装の状態が良く、整備履歴も明確な個体が多くなります。
購入時に注意すべきポイント
チェック項目 | 注意点 |
---|---|
ルーフ機構 | 電動開閉式のモーター動作に不具合がないか確認 |
雨漏り | ルーフ接合部からの漏れがないか要チェック |
メンテナンス費用 | 部品供給はあるが、整備コストは高め |
内装の劣化 | 革シートやウッドパネルの状態を重視 |
オーディオシステム | マークレビンソンのスピーカー動作確認を推奨 |
最終年式でも15年以上が経過しているため、購入後の整備費用を想定しておくことが大切です。
それでも「買う価値」がある理由
・V8サウンドとFR駆動が生み出す至高のドライビングフィール
・電動メタルトップでオープン&クーペを両立
・現在のレクサス車にはない「クラフト感と色気」
つまり、80万円から体験できる“贅沢”なレクサス。
ソアラ時代を知る人も、若い世代のクーペファンにも、特別な一台になるでしょう。
まとめ

レクサスSCは、
✅ ソアラの血を引く最後のスペシャルティクーペ
✅ 高級感と走行性能を兼ね備えた4.3L・V8モデル
✅ 中古市場で80万円から入手可能な“掘り出し物”
「最新プレリュードが高い…」と感じた方にも、ぜひ検討してほしい一台です。
中古車としては年数が経過していますが、その分だけ唯一無二の魅力を放っています。
👉 【公式サイト】
▶ レクサス公式サイト(LEXUS JAPAN)
コメント