シリーズ初の“ラダーフレーム非採用”!? 革新のボディ構造
これまでのランドクルーザーはすべて、堅牢なラダーフレーム構造を採用していました。
しかし「ランドクルーザー Se」では、なんとシリーズ初となるモノコックボディ構造を採用!
項目 | 従来型ランクル | 新型Se |
---|---|---|
フレーム構造 | ラダーフレーム | モノコックボディ |
走行性能 | 高い悪路走破性 | 電動トルクによる走破性+操縦安定性 |
車重 | 重い | 軽量化で効率向上 |
静粛性 | 振動あり | モノコック化で静粛性UP |
ラダーフレーム特有の「重さ」や「振動」を抑え、BEVならではの静粛でスムーズな走りを実現。
まさに**“未来のランクル”にふさわしい構造革命**です。
未来感あふれるデザインとボディサイズ
「ランドクルーザー Se」は、見た目からして従来モデルとは一線を画す存在感。
薄型ヘッドライトや滑らかなボディラインが、電動SUVらしい上質さと先進感を演出しています。
ボディサイズ | 数値 |
---|---|
全長 | 5150mm |
全幅 | 1990mm |
全高 | 1705mm |
ホイールベース | 3050mm |
乗車定員 | 7名(3列シート) |
特筆すべきは全長5150mmという圧倒的サイズ。
ランクル300よりも長く、ホイールベースも拡大。
一方で全高は1705mmと低く抑えられ、空力効率とデザイン性を両立しています。
「高級SUVの風格」と「ランドクルーザーらしい力強さ」を見事に融合した造形は、まさに次世代のトヨタデザインを象徴する存在です。
BEV(電気自動車)ならではの圧倒的トルクと走破性
Seの最大の特徴はもちろん、完全電動化されたパワートレイン。
トヨタが長年培ってきた四輪制御技術に加え、BEV特有の瞬発力を活かしたトルクフルな走りを実現します。
特徴 | 内容 |
---|---|
駆動方式 | 4WD(E-Four推定) |
走行特性 | 電動モーターによる即応トルク |
走破性 | 電子制御で悪路も自在にコントロール |
静粛性 | モノコック構造+BEVで極めて高い静音性能 |
BEV化しても、ランクルらしい「悪路走破性」は健在。
むしろ、モーター制御によってより細やかなトラクションコントロールが可能になり、
砂地・雪道・岩場でも安定した走りを発揮します。
高級SUVとしての室内空間と快適性も進化
インテリアは3列シートの7人乗り仕様。
広いホイールベース(3050mm)を活かしたゆとりある室内空間は、まさにプレミアムSUVの領域です。
上質な素材とデジタルインターフェースを組み合わせ、未来的なデザインと快適性を両立。
「走破性」だけでなく「移動するラグジュアリー空間」としての価値を感じさせます。
【比較】ランクルシリーズの位置づけとSeの立ち位置
モデル | フレーム構造 | パワートレイン | 特徴 |
---|---|---|---|
ランクル70 | ラダーフレーム | ガソリン/ディーゼル | 伝統的なクロカン性能 |
ランクル250 | ラダーフレーム | ガソリンターボ | ミドルサイズの実用派 |
ランクル300 | ラダーフレーム | V6ツインターボ | 旗艦モデル・高級志向 |
ランクルSe | モノコックボディ | BEV(電気駆動) | 次世代電動SUVの新基準 |
従来のランクルが“伝統の力強さ”を象徴していたのに対し、
Seは“革新の静けさと洗練”を象徴する新たな柱。
トヨタが描く未来のランクル像を、まさに体現したモデルです。
【まとめ】「Se」はランクルの未来を変えるか?

ランドクルーザーSeは、
✅ BEV化による新たな走行フィール
✅ モノコック構造による快適性と静粛性
✅ 高級SUVとしての新デザイン
これらすべてを兼ね備えた、新時代のフラッグシップSUVです。
「ランクル=無骨」という従来のイメージを覆し、
「ランクル=上質かつ電動の冒険車」へと進化したのがこのSe。
今後、量産化や市販モデルの登場が現実になれば、
EV時代のランドクルーザーとして世界中の注目を集めるのは間違いありません。
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