LX700hとは?レクサス最上級SUVの進化
LXはトヨタ「ランドクルーザー」をベースに、1996年から展開されてきたレクサス最上級SUV。
世界のVIPや富裕層から支持される“頂点モデル”であり、信頼性とラグジュアリー性を兼ね備えています。
2024年秋に発表された LX700h は、V6ツインターボ+モーターのハイブリッドシステムを搭載し、2025年春に日本仕様にも導入されました。
電動化の波に対応しながらも、ランドクルーザー譲りの走破性と信頼性を維持している点が最大のポイントです。
LX700hのスペック・特徴まとめ
項目 | LX600(ガソリン) | LX700h(ハイブリッド) |
---|---|---|
エンジン | 3.5L V6ツインターボ | 3.5L V6ツインターボ+モータージェネレーター |
システム出力 | 409ps | 457ps |
トランスミッション | 10速AT | 10速AT |
燃費(WLTC) | 約8.0km/L | 約9.3km/L(高速時11km/L超も可能) |
渡河性能 | 700mm | 700mm(バッテリー搭載でも維持) |
駆動方式 | フルタイム4WD | フルタイム4WD |
価格帯 | 約1,590万円〜 | 約1,590万円〜2,100万円 |
グレード | プレミアム/F SPORT/ラグジュアリー/オーバートレイル/エグゼクティブ | 同上(新規ハイブリッド設定) |
ハイブリッド化のメリットは?
- 燃費向上:街乗りで約9km/L、高速では11km/L以上も記録。
- 静粛性の高さ:40km/hまではEV走行が多く、渋滞でも快適。
- トルクフルな走り:モーターのアシストで3トンの巨体を軽快に加速。
- 冗長性設計:オルタネーターやセルモーターを別途装備し、万が一の故障時もエンジン走行可能。
実際に“普段使い”してわかったLX700hの凄さ
- 市街地走行:ストップ&ゴーが多い渋滞ではEV走行が多く、想像以上に快適。
- 高速道路:余裕の加速力と静粛性。渋滞時には運転支援機能「アドバンストドライブ」で疲労軽減。
- 山道:SPORTモードでは驚くほど俊敏な走り。重量を感じさせない俊敏性に驚き。
- ラゲッジ:バッテリー搭載で段差はあるが、「フレキシブルデッキボード」でフラット化でき、車中泊も可能。
デザイン&インテリアの魅力
特に「オーバートレイル」仕様では、
- 専用ボディカラー「ムーンデザート」
- グロスブラックのアクセント
- インテリア「モノリス」専用カラー
が組み合わされ、ラグジュアリーとアウトドアを両立するデザインとなっています。
リアシートは独立エアコンやシートベンチレーション付きで、ショーファーユースにも十分対応可能。
燃費・使い勝手の実測データ
試乗で約1000kmを走行した結果…
- 平均燃費:9.1km/L
- 高速走行時:11km/L超も記録
- 満タン走行可能距離:約600km以上
重量級SUVとしては異例の数値で、「フラッグシップでも実用的に使えるSUV」であることが証明されました。
価格と購入状況
- LX700h オーバートレイル:約1,590万円〜
- LX700h エグゼクティブ:約2,100万円
ただし現在は 生産台数が限られ、受注停止中 との情報もあり、希少性はさらに高まっています。
👉 最新情報は公式サイトへ:LEXUS LX|公式サイト
まとめ:LX700hは「最上級SUVの完成形」

LX700hは、
✅ 走り(パワフル&静粛)
✅ 燃費(10km/L超えも可能)
✅ 信頼性(冗長性設計で安心)
✅ デザイン(ラグジュアリー+オフロード)
すべてにおいてハイレベルに仕上げられた、まさに “世界で通用する最上級SUV”。
「ラグジュアリーSUVを普段使いしたい」「走りと燃費を両立したい」という方には、間違いなく理想の一台です。
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