IS350/IS300h 改良のポイント
レクサス「IS」は1999年に誕生し、FRスポーツセダンとして高い人気を誇ってきました。
今回の一部改良では、これまでラインアップから外れていた**「IS350」と「IS300h AWD」が復活。さらに特別仕様車として「Fスポーツ モードブラックⅣ」**も登場しました。
しかし、残念ながら大排気量モデルを中心に順次生産終了となり、最終的に国内で残るのは**「IS300h FRモデル」**のみとなります。
IS350/IS300h 改良モデルの特徴まとめ
項目 | IS350 | IS300h(FR/AWD) |
---|---|---|
パワートレイン | 3.5L V6(2GR-FSE) | 2.5L 直4+モーター(ハイブリッド) |
駆動方式 | FR | FR / AWD |
最高出力 | 318ps | 223ps |
改良ポイント | 一時期廃止→復活高級感ある内装 | AWDモデルが復活安全装備強化 |
特別仕様車 | 「Fスポーツ モードブラックⅣ」設定 | 「Fスポーツ モードブラックⅣ」設定 |
生産終了時期 | 2025年11月 | AWDモデル:2025年11月終了FRモデル:販売継続 |
在庫状況(2025年8月時点) | 都内販売店に残り約10台 | AWD:受注終了(在庫のみ)FR:「バージョンL」「Fスポーツ」販売可能 |
なぜ生産終了?その背景とは
- セダン需要の低迷
SUV「LBX」「NX」「RX」などの人気拡大により、セダン市場は縮小傾向。 - 環境規制の強化
大排気量ガソリン車は燃費・排ガス規制の影響で販売が難しくなっている。 - 電動化ロードマップ
レクサスは2030年までに全モデルにBEVを導入、2035年には販売100%BEV化を目標にしており、ガソリンモデルの整理が進行中。
こうした背景から、名機「2GR-FSE」搭載のIS350を含む複数グレードが生産終了となります。
ネットや販売店での反応
- 「V6・3.5L自然吸気が消えるのは寂しい」
- 「豪華な内装と乗り心地は唯一無二だった」
- 「次期モデルを期待していたのに…」
販売店への問い合わせも殺到しており、IS300/IS300h(AWD)は8月時点で在庫完売。
IS350も残りわずかとなり、早期完売が予想されています。
今買うならどのグレード?
✔ 希少性を求めるなら → IS350(残りわずか、V6最後のモデル)
✔ 走行性能と環境性能のバランス重視 → IS300h FR(継続販売、在庫あり)
✔ 特別感が欲しいなら → Fスポーツ モードブラックⅣ(限定仕様)
在庫限りのモデルが多いため、「欲しい」と思ったら即行動が必須です。
まとめ:ISは“最後の買い時”

レクサス「IS350/IS300h」は、スポーツセダンとしての走りと高級感を両立し、多くのファンに支持されてきました。
しかし電動化シフトの流れの中で、大排気量ガソリン車は姿を消しつつあります。
- IS350は今しか買えないV6エンジン搭載モデル
- IS300h AWDは在庫限りで終了
- FRモデルのIS300hは継続販売中
「いつか買いたい」と思っていた方にとって、2025年が最後のチャンスかもしれません。
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