【試乗レビュー】現行エルグランドで1000km走って見えた「本当の価値」と「未来への課題」|新型に期待が高まる理由とは?

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長距離試乗で見えた「エルグランドの実力」

今回は東京都内から金沢まで、往復およそ1000kmを大人6人乗車で走行。パートナーに選んだのは、最上級グレード「ハイウェイスター プレミアムアーバンクロム」。
走行中の快適性・動力性能・装備の使い勝手など、細部まで検証しました。


エルグランドの魅力と課題【比較表】

項目エルグランドの評価備考(比較・市場動向)
室内空間の広さ★★★★★2列目/3列目ともに快適で6人乗車も余裕
走行性能(高速/登坂)★★★★☆V6 3.5Lエンジンがゆとりある加速を実現
乗り心地・安定性★★★★★路面の段差を上手にいなすしなやかな足回り
先進安全装備★★☆☆☆ステアリングアシストは物足りず、最新モデルに劣る
燃費性能★★☆☆☆実燃費8.7km/Lとやや不満、ガソリン車の限界か
取り回し・運転支援★★★★☆全方位カメラなどで大型でも扱いやすい
ブランド力・魅力★★★☆☆現状はアルファードに水をあけられている
価格/価値のバランス★★★★☆装備充実・値引き余地大でコスパ良好

現行エルグランドに乗って分かった「買うべき人」

  • 大人数でのロングドライブが多い家族
  • 静粛性と乗り心地を重視するユーザー
  • アルファードは高すぎて手が届かないが、質感には妥協したくない人
  • 値引き交渉でコスパ重視の買い方をしたい人

なぜ今「エルグランド」なのか?その理由は“今後”にある!

現行エルグランドは2010年デビューとモデル末期。
それでも「走りの質」「大人6人が快適に移動できる広さ」「堂々としたスタイリング」は今なお健在です。

ただし、燃費・安全装備・先進機能はライバルに一歩及ばず。

しかし、それこそがフルモデルチェンジへの期待を高める要素となっています。


新型エルグランドに求められるものとは?

トヨタ「アルファード」、レクサス「LM」、メルセデス「Vクラス」など、ライバルは超強力。
新型エルグランドが生き残るには以下の要素が鍵になるでしょう。

  • 電動化(e-POWERやハイブリッド)
  • 最新の運転支援(プロパイロット2.0など)
  • 高級感×走行性能の両立
  • “走りのミニバン”としての再定義

【まとめ】エルグランドは今が“狙い目”かもしれない

現行エルグランドはモデル末期ゆえに、値引きやキャンペーンが手厚く、“価格以上の満足感”が狙える一台。
次期型に備えて、今こそ買い時という見方もできます。

さらに、走りの質や広さは今もなおトップクラス。特に「6名乗車での快適性」を求める方には、検討すべき1台です。

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