受注停止から約3年…待ち続けたユーザーたち

ランクル300は2021年8月に発売され、世界的な人気を博しました。しかし、販売開始から1年も経たない2022年7月には、注文が殺到したために受注が停止。現在に至るまで、新規注文ができない状態が続いています。
この間、多くのユーザーがランクル300の購入を待ち望んでいましたが、中古市場では価格が高騰し、新車価格を大幅に上回るケースも珍しくありません。そのため、今回の一部改良モデルが一般向けに販売再開されるのかどうか、多くの人が関心を寄せています。
一部改良の内容とは?

今回のマイナーチェンジでは、主に以下の改良が施されると予想されています。
- デジタルメーターの採用:従来のアナログメーターから12.3インチのデジタルメーターに変更。
- 最新のインフォテイメントシステム:「ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plus」を搭載。
- 運転支援機能の強化:「プロアクティブドライビングアシスト」や「フロントクロストラフィックアラート」などの最新安全装備を追加。
- エクステリアの変更は最小限:基本デザインはそのまま維持される模様。
この改良により、より快適で安全なドライビング体験が期待されます。
一般向けの販売はあるのか?

最大の注目点は、今回の一部改良モデルが「新規注文可能」となるのか、それとも「既存のオーダー済みユーザーのみに納車されるのか」という点です。
現時点での情報では、新規受注の再開について明確な発表はありません。しかし、過去のトヨタの販売戦略を考えると、まずは受注停止前に注文を入れていたユーザーへの納車が優先される可能性が高いと考えられます。
ただし、ランクル300の人気を考えれば、いずれは一般向けの販売が再開される可能性もあります。トヨタが受注を再開する場合、早期にディーラーと連絡を取り、情報をチェックしておくことが重要でしょう。
値上げは避けられない?

今回の改良に伴い、価格の変更についても注目が集まっています。最新の情報では、13万〜15万円程度の値上げが見込まれており、
- GX(エントリーグレード):525万円前後
- GR SPORT(ディーゼル最上級グレード):815万円前後
になると予測されています。
それでも、ランクル300は長期間にわたって高いリセールバリューを維持するクルマであり、値上げ後の価格でも十分に魅力的な選択肢となるでしょう。
中古市場への影響
一部改良モデルの販売方法によっては、中古市場への影響も大きくなりそうです。
現在、ランクル300の中古車は1,000万円を超える価格で取引されることも珍しくありません。一部改良モデルが一般向けに販売されない場合、中古車価格の高騰がさらに続く可能性があります。一方で、新規受注が再開されれば、中古市場の価格も落ち着くかもしれません。
まとめ:ランクル300は今後どうなる?
2025年モデルの一部改良を迎えるランクル300ですが、
- まずはオーダー済みユーザーへの納車が優先される可能性が高い
- 一般向けの販売再開については未定だが、今後の発表に注目
- 価格は13万〜15万円程度の値上げが見込まれる
- 一部改良モデルの販売方針によっては中古市場の価格にも影響
といったポイントが考えられます。
今後の動向については、ディーラーやトヨタの公式発表をこまめにチェックし、購入を検討している方は早めに情報収集を進めることをおすすめします。
ランクル300が再び自由に買える日が来るのか? これからの展開が楽しみですね!
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