BMW ALPINA B3 GT/B4 GTが日本上陸!アルピナの集大成となる最後のモデル

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日本市場向けに225台を追加生産

B3 GT/B4 GTは、標準モデルのB3/B4と比較して34馬力アップの529馬力/730Nmを発生する3リッター直列6気筒ツインターボ(アルピナでは「ビターボ」と呼称)エンジンを搭載。

ZF製8速スポーツオートマチック「アルピナスウィッチトロニック」や、リア重視の可変式全輪駆動システム、電子制御式リヤLSDを採用し、0-100km/h加速はB3 GTで3.4秒(ツーリングは3.5秒)、最高巡航速度は308km/h(ツーリングは305km/h)と圧倒的な性能を誇ります。

日本市場では225台が追加生産され、国内のアルピナファンに向けた特別なモデルとして展開されます。

エクステリア&メカニカルの進化

B3 GT/B4 GTは、従来のアルピナモデルよりも空力性能が向上。フロントスポイラーにはカナードとスプリッターを装着し、リアディフューザーと組み合わせることで走行安定性を向上させています。

伝統のALPINA CLASSICホイールは、GT専用の「オロ テクニコ」仕上げが施され、エンジンルーム内の補強材にも同じ仕上げが採用されています。

ショックアブソーバーやスタビライザーのチューニングも最適化され、アルピナならではの快適な乗り心地と卓越したハンドリング性能をさらに向上させています。

価格一覧

  • BMW ALPINA B3 GT Limousine:16,500,000円
  • BMW ALPINA B3 GT Touring:17,200,000円
  • BMW ALPINA B4 GT Gran Coupé:17,100,000円

アルピナの未来

2026年以降、ボーフェンジーペン家は「アルピナクラシック」という新ブランドを立ち上げ、歴史的なモデルや現行モデルのアルピナパーツやアクセサリー販売を強化し、ビンテージカーの修理を行う計画です。また、成功しているワインビジネスも継続し、新たなプロジェクトにも挑戦する予定とされています。

ニコル・グループは、日本市場向けに「アルピナクラシック」ブランドのパーツやライフスタイルグッズの販売を拡大し、2025年4月にはオンラインショップもオープン予定です。

現在、B3 GT、B4 GTに加え、D3 S、D4 S、XB7 MANUFAKTURの注文も可能で、ニコルはアフターサービスの継続を正式に発表。これまでのアルピナオーナーも、今後のサポートについて安心できる体制が整っています。

まとめ

BMW ALPINA B3 GT/B4 GTは、アルピナの歴史を締めくくる最後の特別なモデルとして、日本市場に導入されました。性能の向上はもちろん、伝統のデザインと先進技術を融合させた一台となっており、アルピナファンにとっては極めて貴重な存在となるでしょう。

アルピナブランドとしての新車販売は終焉を迎えますが、「アルピナクラシック」という新たな展開により、ブランドの精神と技術は今後も受け継がれていくことになります。

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