■ インド仕様「ランドクルーザー300」の特徴

① パワフルなV6ツインターボエンジン&10速AT
インド仕様のLC300には、3.3L V6ツインターボディーゼルエンジンを搭載。
- 最高出力:305ps
- 最大トルク:700Nm
- トランスミッション:10速オートマチック(AT)
従来のV8エンジンからダウンサイジングしながらも、燃費性能の向上と高トルクによる優れたオフロード走破性を両立しています。
② TNGA-Fプラットフォーム&軽量ラダーフレーム
- 新世代「TNGA-Fプラットフォーム」を採用し、従来より200kgの軽量化を実現。
- **AWD統合管理システム(AIM)**が路面状況に応じた最適なトルク配分を行い、悪路でも抜群の安定感を発揮。
③ 2つのグレード展開 –「GR-S」と「ZX」
インド仕様のランドクルーザー300は、**「GR-S」と「ZX」**の2グレードが用意されます。
✔ GR-S(GRスポーツ)
- オフロード性能を重視した仕様
- 専用サスペンションやデファレンシャルロックを搭載
- ブラック&ダークレッドまたはブラック内装
✔ ZX(ラグジュアリー仕様)
- 快適性と高級感を重視した仕様
- 高級レザーシート&プレミアム内装
- ニュートラルベージュまたはブラック内装
④ オフロード愛好家向けの先進装備
- マルチテレインセレクト(MTS):泥、雪、砂、岩場など、あらゆる路面状況に対応。
- マルチテレインモニター:車両周囲の状況をカメラで確認しながら安全に走行可能。
- 電子制御式Kinetic Dynamic Suspension System(E-KDSS):悪路での安定性向上。
⑤ 高級感あふれるインテリア&最新インフォテインメント
- 31.24cm(約12.3インチ)タッチスクリーンを採用
- Apple CarPlay & Android Auto対応
- JBLプレミアム14スピーカーオーディオシステム搭載
- i-Connectテレマティクスシステム(リモートロック・アンロック、リアルタイム追跡、車両診断)
⑥ 選べる2色のボディカラー
- プレシャスホワイトパール
- アティチュードブラック
■ 価格と納期は?
現時点で価格は未発表ですが、他市場と同様にインドでも即完売が予想されるモデルです。世界的に需要が高く、日本市場でも納車待ちが続いているランドクルーザー300。インドでの納期についても、長期化する可能性があります。
■ まとめ – インド市場におけるLC300の可能性
ランドクルーザーは、インド市場でも高級SUVの象徴とされ、特にオフロードを走る機会の多い富裕層からの人気が高いモデルです。今回の導入により、メルセデス・ベンツGクラスやレンジローバーと並ぶプレミアムSUV市場の強力なライバルとなるでしょう。
トヨタは、インド市場でのプレゼンスをさらに高めるため、LC300の投入を通じてブランド価値の向上を図ると考えられます。今後の展開にも注目が集まりそうです!
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