豪華でたくましいロングボディ仕様
Vクラスは、標準ボディ(全長4895mm)、ロングボディ(5140mm)、エクストラロング(5370mm)の3種類のボディサイズを用意しています。特に、ロングボディの「エクスクルーシブ プラチナスイート」は、ファーストクラスのような室内空間を実現。日本市場で人気を集めるレクサスLMのロングボディとほぼ同じ全長を持つこのモデルは、豪華さと機能性を両立させています。
フロントグリルはさらに大型化され、スリーポインテッドスターが輝くボンネットマスコット付きのクラシカルなデザインは、他のメルセデスモデルでは見られない特別感を醸し出します。
ファーストクラスの室内空間
「プラチナスイート」仕様では、全席にナッパレザーを採用し、2列目には左右独立式の「エクスクルーシブ・シート」を標準装備。ヒーター、ベンチレーション、リラクゼーション機能を搭載したこのシートは、移動時間を至福のひとときに変えます。
さらに、広大な室内スペースは多彩な用途に対応可能。シートを取り外せば、仕事用のバンとしても活用できる実用性も魅力です。アルファードやヴェルファイアにはない、プロフェッショナルな雰囲気も兼ね備えています。
最新ディーゼルターボと快適な走行性能
パワートレインには最新の2リッター直列4気筒ディーゼルターボ(OM654型)を搭載。以前の2.2リッターモデルから排気量は縮小されたものの、フリクション低減技術により、燃費性能と静粛性が大幅に向上しています。さらに、7段ATから9段AT「9Gトロニック」に進化し、滑らかな走行フィールを提供します。
重量2.5トンを超える巨体を感じさせないパワフルな走行性能と静寂性は、ドライバーにも乗員にも快適な移動を約束します。
アルファード&ヴェルファイアを超える魅力は?
アルファード&ヴェルファイアが持つラグジュアリー性に、Vクラスは「輸入車ならではのプレミアム感」と「多用途性」をプラスしています。エアマチックサスペンションによる優れた乗り心地や、広大な室内空間は、日本市場でも十分に競争力を持つでしょう。
日本市場での可能性
Vクラスは、アルファード&ヴェルファイアに代わる選択肢として注目される一方、価格帯やディーゼルエンジンの特性が一般的な日本ユーザーにどう受け入れられるかが鍵となります。
とはいえ、その洗練されたデザイン、上質な装備、たくましい走行性能は、ラグジュアリーミニバン市場で輝きを放つ存在。2024年以降、日本のミニバン市場に新たな風を吹き込むことでしょう。
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