軽自動車が「100万円以下」だった時代は過去の話!タントの価格が示す現実とは?

DAIHATSU

タントの価格一覧(2024年12月時点)

ダイハツ「タント」の新車価格は以下の通りです:

  • タントL(2WD):148万5000円
  • タントX(4WD):173万8000円
  • タントカスタムRS(4WD):208万4500円

最も安いグレードでも約150万円、装備が充実したモデルでは200万円を超えるものもあります。軽自動車でこの価格帯は、かつての普通車に匹敵します。

軽自動車の価格、過去20年の推移

総務省統計局の調査によると、軽自動車の平均価格は次のように変化しています:

  • 2000年:約88万円
  • 2015年:約133万円
  • 2023年:約158万円

20年前と比較すると、価格は約2倍。これは「安い軽自動車」という過去のイメージを大きく覆すものです。

なぜ軽自動車はこんなに高くなったのか?

軽自動車の価格上昇には、以下の理由が挙げられます:

  1. 製造コストの増加
    原材料価格や原油価格の高騰、円安の影響で部品コストが増加しています。
  2. 安全機能の標準化
    衝突被害軽減ブレーキの義務化など、安全性能の向上が求められるようになりました。これにより、かつてはオプションだった機能が標準装備となり、製造コストが上昇しています。
  3. 装備の充実化
    軽自動車であっても、ターボエンジンや豪華な内装、先進の運転支援システムが選べる時代に。これにより価格がさらに引き上げられています。

軽自動車を購入する際に考えるべきこと

  1. 予算設定
    現在の軽自動車購入には、150万円〜200万円程度の予算を見込むのが現実的です。
  2. 維持費の検討
    車検費用や燃料代、保険料も考慮しておく必要があります。
  3. 中古車も検討
    新車にこだわらない場合、高年式の認定中古車を選ぶことでコストを抑えることができます。

結論

軽自動車の価格は「安い」というイメージを完全に脱し、今では150万円以上が当たり前の時代です。タントのような人気車種では200万円を超えるモデルも多く、200万円を目指して貯金する娘さんの計画は、むしろ賢明と言えるでしょう。

家族で計画的に購入を進めることで、納得のいく車選びができるはずです!

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