1. 完全に止まる前のシフトチェンジは危険!
「走行中にDからR、またはその逆にシフトしちゃうの、実は平気なんでしょ?」と思っていませんか?
確かに最近のAT車は進化していて、速度がある程度ある状態ではシフトを受け付けない設計になっています。しかし、一部の特殊なトランスミッション(例えばスズキのAGS)では、完全に停止しないでシフトするとギアが噛み合わず、異音が発生する場合があります。
対策:必ずクルマが完全に停止してからシフトチェンジを行いましょう。
2. 駐車時にパーキングブレーキを忘れるのはNG!
「Pレンジにシフトすれば大丈夫でしょ?」なんて思っていませんか?実はそれだけでは不十分です。
Pレンジはトランスミッションの歯車を物理的にロックしているだけなので、強い衝撃や急勾配ではズレて車が動いてしまう可能性があります。さらに、法律的にもブレーキをかけない駐車は罰則の対象になることも!
対策:駐車時は必ず「パーキングブレーキ+Pレンジ」の組み合わせを徹底しましょう。
3. 下り坂でのニュートラル走行は絶対ダメ!
「Nレンジの方が燃費がいい!」という勘違い、結構多いんです。でも実はこれ、逆効果。
Nレンジではアイドリングの燃料を消費しますし、エンジンブレーキが使えなくなるため、ブレーキに負担が集中します。その結果、フェード現象やベーパーロック現象のリスクが高まり、非常に危険です。
対策:下り坂ではDレンジでエンジンブレーキを活用しましょう。安全性も燃費も向上します。
4. ギアが入る前にアクセルを踏むのはNG!
急発進の原因になるこの行為。NレンジからDレンジにシフトする際、アクセルを踏んでエンジン回転数を上げると、ギアが入った瞬間にミッションに大きな負荷がかかります。
特に古いモデルのAT車では、この習慣がミッションの寿命を縮める原因になり得ます。
対策:発進時はDレンジを確認してから、スムーズにアクセルを踏みましょう。
まとめ:NG行為を防いで愛車を長持ちさせよう!
今回紹介した4つのNG行為、どれも簡単に防ぐことができます。
- クルマを完全に停止してからシフトチェンジ
- 駐車時はパーキングブレーキを忘れずに
- 下り坂ではエンジンブレーキを活用
- ギアが入る前にアクセルを踏まない
これらを意識するだけで、愛車がずっと元気に走り続けてくれるはずです!
みなさんは普段、どのくらい気をつけていますか?コメントで教えてくださいね!
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