世帯年収380万円でマツダ「CX-80」は購入できるのか?現実的な検討をしよう

MAZDA

CX-80の価格とローンのシミュレーション

CX-80の新車価格は以下の通りです:

  • XD(ベースグレード・2WD):394万3500円
  • XD L Package:477万9500円
  • XD Exclusive Mode(最高グレード):507万1000円
  • ディーゼルハイブリッドモデルの最高グレード:632万5000円

諸費用込みで最も安いベースグレードを購入すると約408万円となり、84回(7年)ローンで月々約5万3941円(年利2.99%の場合)が必要です。

これに加え、SUVの平均維持費1万6000円/月を考慮すると、月々約7万2137円の出費が想定されます。これを世帯年収380万円(月手取り約25万円)でまかなうのは、非常に厳しいといえます。

購入後の家計への影響

世帯年収380万円の家計では、次のような状況が想定されます:

  • 固定費(例:家賃6万円+車関連費用約7万2137円):合計約13万円
  • 消費支出平均額(総務省調査より):月約29万3997円

これらを比較すると、車の購入後には赤字になる可能性が高く、無理な支出計画は家計を圧迫するでしょう。

現実的な選択肢:CX-60やCX-3の検討

CX-80にこだわらず、より低価格な選択肢を検討することも現実的です。

  1. CX-60(ミッドサイズSUV)
    • ベースグレード「25S S Package」:322万3000円
    • 諸費用込みで約350万円、120回ローン利用で月々約3万1272円
  2. CX-3(コンパクトSUV)
    • ベースグレード:227万9200円
    • 諸費用込みで約250万円、120回ローン利用で月々約2万2337円

これらのモデルなら、ローン返済額が大幅に抑えられ、維持費を含めた家計への負担も軽減できます。

ポイント:ローンと維持費の見直し

  • 金融機関のマイカーローン利用
    マツダクレジットの金利2.99%よりも、低金利(例:1.4%)のローンを選択することで、月々の返済額を削減可能です。
  • 家計の見直し
    固定費の削減や貯蓄計画を調整し、車関連費用に余裕を持たせる必要があります。

結論:無理のない選択を

世帯年収380万円では、CX-80の購入および維持は現実的ではありません。しかし、CX-60やCX-3といったより手頃なモデルを選ぶことで、家計を圧迫せずにマイカーを持つことが可能です。

「無理せず楽しめる車選び」を心がけ、ライフスタイルに合った車種を選ぶことをおすすめします。

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