改良のポイント：ハンドリング＋乗り心地の両立
CX-60は、エンジン縦置き＋後輪駆動をベースにしたプラットフォームを採用し、BMWやメルセデス・ベンツに匹敵する走行性能が特徴です。これまでも高い評価を得ていましたが、初期型では後席の乗り心地に課題がありました。
今回の改良では、以下の点がリファインされています：
- サスペンションセッティングの見直し：バネやダンパーを中心に調整し、操縦安定性と乗り心地をさらに向上。
- 制御システムの最適化：電動パワーステアリングやAWDの制御を改善。
- 静粛性の向上：騒音や振動対策を強化し、快適な車内環境を実現。
これにより、CX-60はスポーティなドライバーズSUVとしてだけでなく、日常使いでも優れた快適性を提供するモデルに進化しました。
新グレード「XD SP」：スポーティで引き締まったデザイン
XD SPは、20インチアルミホイールやピアノブラック仕上げのフロントグリルなど、外装を精悍に仕上げたモデルです。
- 価格:
- 2WD：412万5000円
- AWD：435万500円
- 主な特徴:
- ブラックで統一されたシグネチャーウイング、ガーニッシュ、ドアミラー。
- 精悍なダークカラーのアルミホイール。
- シートは実用的なクロス張りを採用。
魅力: スポーティなスタイリングが魅力で、走りとデザインを両立したい人に最適です。
特別仕様車「XD-HYBRID Trekker」：アクティブなイメージ
「XD-HYBRID Trekker」は、アクティブなライフスタイルを意識した特別仕様車です。
- 価格:
- AWDのみ：552万7500円
- 主な特徴:
- 自然に溶け込む「ジルコンサンドメタリック」のボディカラー。
- パノラマサンルーフを標準装備。
- 急ブレーキ時の荷物侵入を防ぐパーテンションネットを装備。
- 高級感のあるナッパレザーシートを採用。
魅力: アウトドア志向でありながら、上質な室内空間も求めるドライバーにぴったりの仕様です。
改良後のラインアップ
- 3.3L直6ディーゼルターボ
- XD、XD SP、XD-HYBRID、XD-HYBRID Trekker
- 2.5L直4ガソリン
- PHEV（高出力モーターを組み合わせたプラグインハイブリッド）
- 純ガソリンエンジンモデル
総評：CX-60の魅力がさらに深化
今回の改良で、CX-60は「ハンドリング」と「乗り心地」の両立を果たし、ドライバーズSUVとしての完成度を高めました。新グレード「XD SP」はスポーティさを求める人に、特別仕様車「XD-HYBRID Trekker」はアウトドアや高級感を重視する人におすすめです。
価格帯は幅広いものの、改良された走行性能や快適性を考えると非常に魅力的な選択肢です。「走る歓び」を感じたい人には、まさに理想のSUVと言えるでしょう。
発売は2025年2月21日予定。購入を検討している方は、早めに予約するのがおすすめです！
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