横浜港で盗難車の不正輸出発覚、関税法違反で告発

LEXUS

事件の概要

  • 容疑内容
    男は三菱「パジェロ」とトヨタ「ハイラックスサーフ」を輸出するとの虚偽申告書類を提出。実際には盗難車2台(ランドクルーザーとレクサスLX570、計時価1900万円相当)をアラブ首長国連邦(UAE)へ輸出しようとしていた。
  • 発覚の経緯
    横浜港本牧ふ頭出張所で行われた40フィートコンテナのX線検査により、不審な形状を確認。車両部品に偽装された状態で申告内容と異なる車両が含まれていることが判明しました。
  • 車両の出どころ
    レクサスLX570は大阪府内で盗難されたもので、府警が10月にこの車両を盗んだとして男2人を窃盗容疑で摘発しています。

盗難車の不正輸出の背景

高級車の盗難車両は、需要の高い中東やアフリカ諸国へ密輸されるケースが増加しています。ランドクルーザーやレクサスなど、日本国内でも人気の高いSUVは耐久性や性能が評価され、海外ではさらに高値で取引されることが多いです。

輸出不正の手口

  1. 偽装申告
    車両の輸出書類を別の車種として虚偽申告し、正規輸出品と見せかける。
  2. 部品との混在
    コンテナ内に車両を部品や他の貨物で隠し、不正輸出を試みる。
  3. X線検査の回避狙い
    盗難車を分解して部品とするケースもあり、検査をすり抜ける手口が一般的。

当局の対応

  • 横浜税関はX線検査や物理的なコンテナ開封検査を強化。
  • 警察との連携を深め、盗難車両の追跡と犯罪ネットワークの解明を進めています。

防止策と啓発

  • 個人向け
    車両盗難防止のため、GPS追跡装置や盗難防止ロックの設置を推奨。
  • 業界向け
    中古車流通や輸出業者に対して厳格な身元確認と追跡可能な記録の維持を義務化。
  • 国際協力
    各国税関や警察当局と連携し、盗難車両の国際的な流通を防ぐ仕組みを構築。

高級車の盗難と不正輸出は、国内外での重要な課題です。今回の事件を受け、さらなる監視体制の強化が期待されます。

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